お金のプロであるファイナンシャルプランナーが教えるスーパーマーケット(食品スーパー)で安く買う方法10選についてお話しします。今更聞けない『安く買う方法』についてファイナンシャルプランナーの私が日頃実践していることをズバリお答えします。
スーパーで安く買うには、
『相手を知る』
『自分知る』
ことです。
まずは、『相手を知る』『自分を知る』ことからはじめてください。
これらを知ることで、明日からスーパーで安く買えると思います。お得に買い物ができることを願っています。
この記事内では、『スーパーマーケット』や『食品スーパー』のことを『スーパー』と記します。
相手を知る
ご注意
この記事を実践してもご利用のスーパーでご自身が想像する『安さ』に到達できない場合があります。その場合、次のようなことが考えらます。
●スーパーにはスーパーの事情があるので安さばかりを追求出来るわけではない
●『安い』と思う感覚は個人差がある
●原材料などの資源価格の上昇
●円安
●原油高
●戦争、紛争などが他の地域で発生している場合など
●天候
●感染症などが流行した場合
●世界の需給バランスの変動が生じた場合
●価格調査不足
●価格比較不足
●自分の安さの理想だけを追求し、スーパーの利益(儲け)のことをまったく考えていない
●その他
あらかじめご留意いただき、実践する場合は、自己責任でお願いします。
上記がご理解いただけない場合は、この記事から離脱し、記事を読まないようにしてください。
相手であるスーパーのことを十分に知ってください。
知るためには、自分で調べたり、聞いたり、見たりして、データを収集します。
データとして残して、あとで見返したり、情報を新しいものにアップデートできるような形で残してください。
スーパーの種類を知る
スーパーの種類は次の通りです。
今度、『ネットスーパー編』を書くので、この記事では『実店舗』の場合についてご説明します。
とくに、説明する必要はないと思いますが、ミニスーパーは通常の食品スーパーよりも売り場面積の小さい町の食料品店や食料品がメインのコンビニのことを言います。
日頃ご利用されているスーパー、これからご利用を検討するスーパーがどの形態(種類)に属するのかを調べてください。
スーパーの種類が分かったら、相手の中身を知ってください。
注意点
自分が買うものがどのスーパーが安く売っているのかを考えた方が安く買えます。
スーパーの種類だけで判断するのではなく、スーパーの中身を知って、ポイント、会員値引き、袋詰め放題など、さまざまなものを検討し、ポイントとカード会員向けセールを併用したり、他店と比較検討なども行ったうえで、総合的に判断してください。
相手の中身を知る
相手であるスーパーの中身を十分に知ることです。
スーパーは安く売るときのタイミングが固定されている場合と固定されていない場合などさまざまです。
スーパーは、種類やお店によっても異なると思いますが、多くのスーパーでは、安く売るときのタイミングがあります。
例えば、『特売品』『値引き品』『見切り品』『タイムセール』『広告の商品』『メール会員・カード会員向けのセール』『〇〇セール』『毎月5日、毎月月末など特定の日にちに行うセール』など、言い方はスーパーによって違いがありますが、ようするに『安さ』『値下げ品』をアピールしている『商品』があります。
総合スーパー、ディスカウントスーパー、食品スーパーなどでは、これらのpop(案内)を見かけることが多いです。
スーパーによって、『曜日』『日にち』『時間帯』で上記のような『安さ』『値下げ品』を売るタイミングが決まっているお店と、まったく決まっていないお店があります。
まったくタイミング決まっていないお店の場合、正直、判断しづらいので、お店に行ってみて確認するか、行った人に聞くか、公式サイトやメール会員など情報を確認するしかないと思いますが、ある程度、いつやるのか決まっているスーパーの場合、特徴がハッキリしているスーパーの場合、何曜日に安く売るのか、時間帯はいつごろなのかなど、相手の中身を知ることが重要です。
注意点
スーパーによっては、毎月10日が安かったり、月末が安かったりするところがあるので、そのような特徴を把握し、他のスーパーと比較することで安く買えます。
PBを知る
PB(Private Brand)を知ることです。
総合スーパー、ディスカウントスーパー、食品スーパーなどの種類のスーパーの中には、PB商品があるスーパーがあります。
PBがどこのスーパーにもあるわけではないので、事前に確認することが重要です。
私が日頃利用しているイオンは『トップバリュ(TOPVALU)』というPBがあります。
他には、セブン&アイグループは『セブンプレミアム』というPBがあります。
イオンのPBは安いものが多いので、『安く売るときのタイミング』だけで考えるのではなく、PBと比較してみるのも安く買う秘訣です。
詰め放題を知る
スーパーによっては詰め放題というイベントを行っている場合があります。
詰め放題とは、スーパーが指定したナイロン袋や紙袋などに詰めるだけ詰めることができ、値段も比較的安い場合があります。
ご注意
スーパーによってルールが異なりますので、ルールを守り、常識の範囲内で利用し、人様に迷惑をかけないように利用されることをおすすめします。
人様の善意に付けこみ、自分勝手なことをしたり、卑怯なことをしたり、スーパーの皆様が悲しむようなことは絶対にしないようにしてください。
大容量(まとめ買い)や量り売りを知る
スーパーによっては、大容量(まとめ買い)で販売していたり、量り売りで販売していたりします。
大容量だから安いので買おうというのではなく、日頃、よく使用するものやよく食べるものを大容量(まとめ買い)する。
大容量で購入するほうが安い場合もありますが、同じものを大量に買いすぎて、消費できずに腐らせたり、いつまでも家の中のパントリーに残ることがあります。大容量=安いだけで買うのではなく、消費できる分だけ買うことが安く買う秘訣につながります。
無駄に買いすぎない方法として量り売りを利用する方法があります。すべての商品を量り売りしているわけではありませんが、腐らせて無駄にするよりも自分で必要な分を指定して購入するのも無駄にしない方法の選択肢として検討されても良いと思います。
ポイントやクーポンや会員特典を知る
スーパーによって異なりますが、ポイントカードやポイントをためるアプリなどがある場合があります。
また、それ以外に会員になることで特典を得られたり、クーポンを得られたり、特売日を知ることができたり、さまざまなサービスやイベントが用意されている場合があります。
会員の場合、有料なども場合もあるので、コストパフォーマンはどうなのか、会費を支払うだけのメリットが十分にあるのかなどは検討される必要があります。
自分を知る
スーパーで安く買うには、自分を知ることがとても重要です。
安く買うためには、それに費やす時間やかかる費用なども含めて検討する必要があります。
行き当たりばったりで購入するよりも、計画的に購入するほうが無駄を省くことができ、その結果、安く買うことができます。
往復の時間や移動にかかる費用を知る
スーパーを利用するときにかかる往復の移動時間や移動にかかる費用を知ることです。
以外に無逃されることが多いのがここです。
安いからといって、家から遠くのスーパーにでかけて、移動に時間をかけたり、移動に費用かけていたのでは、値引き分よりもガソリン代が高くついたり、電車賃が高かったりする場合があるので、遠くのスーパーよりは近くにスーパーを選び、移動時間や移動にかかる費用などを考慮して検討すると安く買えます。
Time is money.
時間はお金で買えませんので、時間を無駄にしないような買い物時間が理想です。
購入するのもをリストアップする
購入するものをリストアップする。
安く買うことが苦手な人やお買い物が下手な方はスーパーに行ってから考える方が多いのですが、無駄を省く意味でも、あらかじめ自宅で購入するものをリストアップして、無駄をなくす、スムーズに購入し、時間をかけずに買い物するようにすると良いと思います。
予算を決めてから出かける
予算を決めてから出かける。
無駄な購入を防ぐためにも、お買い物の予算を決めたり、お肉はいくらまで、お魚はいくらまでといったように、それぞれに、予算を決めておくと無駄遣いを防ぎ、購入の無駄を防ぐことができるので、同じものを大量に買いすぎたり、安いものをいろいろと買いすぎたりといったことを防ぐことができます。
予算は絶対に決めてから外出しましょう。
併用と比較でお得にお買い物
併用と比較でお得にお買い物を楽しむ。
スーパーによって、会員様だけのセールだったり、会員だけに配布されるクーポンがあったり、ポイントカードやポイントをためるアプリがあったりします。
併用できる場合もあるので、それらを最大限利用したときに、他のスーパーと比較してみて、安いものを選ぶことが安く買う秘訣です。
まとめ
ご注意
この記事を実践してもご利用のスーパーでご自身が想像する『安さ』に到達できない場合があります。その場合、次のようなことが考えらます。
●スーパーにはスーパーの事情があるので安さばかりを追求出来るわけではない
●『安い』と思う感覚は個人差がある
●原材料などの資源価格の上昇
●円安
●原油高
●戦争、紛争などが他の地域で発生している場合など
●天候
●感染症などが流行した場合
●世界の需給バランスの変動が生じた場合
●価格調査不足
●価格比較不足
●自分の理想だけを追求し、スーパーの利益(儲け)のことをまったく考えていない
●その他
あらかじめご留意いただき、実践する場合は、自己責任でお願いします。
ファイナンシャルプランナーが教えるスーパーマーケット(食品スーパー)でできる限り安く買う方法10選についてお話ししました。
大切なことは、『相手を知る』『自分を知る』ことです。
安いからといって、ついつい買いすぎたり、必要ではないものを買っていては、無駄ばかりで、結果的に安く買えません。
【『ズバリお答えします』に関する記事一覧】
【『今更聞けない』に関する記事一覧】
【『ファイナンシャルプランナー』に関する記事一覧】
【『お金のプロ』に関する記事一覧】