菅 義偉(すが よしひで)官房長官は8月21日に、札幌で講演した際に、携帯電話の料金は、「4割程度下げる余地がある」と発言。続けて、「事業者は、国民の財産である公共の電波を利用している。過度な利益を上げるべきではなく、利益を利用者に還元しながら広めていくものだ」と指摘。
野田 聖子(のだ せいこ)総務大臣は、「まだ取り組む余地がある」と発言。
野田総務大臣は、24日夜、視察先の岩手県で、「通信費というのは、家計でも大きな部分を占めている」と指摘。続けて、「今までも努力していただいているが、さらにまだできるんじゃないか」「端末機器そのものが高い。中古市場の拡大を図りたい」と発言。
菅官房長官は、「利用者にわかりやすい、納得できる料金やサービスが実現されるよう、取り組んでいく」と発言。続けて、「23日の総務省の審議会で議論を始める」と発言した。

日本の携帯電話料金って高いの?それとも、安いの?
今日は、携帯料金についてです。
- 日本の携帯電話料金って高いの?それとも、安いの?
- 菅義偉官房長官の「携帯電話の料金は、4割程度下げる余地がある」発言と野田聖子総務大臣の「通信費というのは、家計でも大きな部分を占めている」「端末機器そのものが高い。中古市場の拡大を図りたい」発言について
- ファイナンシャルプランナーとしての見解
- 今後の有り方 携帯電話市場というのは、大手キャリア3社が占める割合が大きいというのが問題です
- まとめ
- ECサイトで探してみる
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日本の携帯電話料金って高いの?それとも、安いの?
先日、菅官房長官が次のような発言をされました。
「携帯電話の料金は、4割程度下げる余地がある」
さて、日本の携帯電話料金は高いの?それとも、安いの?

あなたは、どう思われますか?
総務省 平成29年版 情報通信白書 通信料金の国際比較などにグラフ化されたものがありますので、そちらをご参照ください。
菅義偉官房長官の「携帯電話の料金は、4割程度下げる余地がある」発言と野田聖子総務大臣の「通信費というのは、家計でも大きな部分を占めている」「端末機器そのものが高い。中古市場の拡大を図りたい」発言について
プロとしての見解です。
私はファイナンシャルプランナーです。
お金のプロとして、少しだけお話しします。
先日の菅義偉官房長官の発言、
「携帯電話の料金は、4割程度下げる余地がある」
「事業者は、国民の財産である公共の電波を利用している。過度な利益を上げるべきではなく、利益を利用者に還元しながら広めていくものだ」や、
野田聖子総務大臣の発言、
「まだ取り組む余地がある」
「通信費というのは、家計でも大きな部分を占めている」
「端末機器そのものが高い。中古市場の拡大を図りたい」
これらの一連の発言について、発言については、大部分は間違いではないと思っています。
ファイナンシャルプランナーとしての見解
プロとしての見解です。
私はファイナンシャルプランナーです。
お金のプロとして、少しだけお話しします。
携帯電話の料金、高いです
ずばり、高いです。
高いか、安いかというのは、安易に他の国として比較して、高いか、安いかと考えるだけの議論については、疑問です。
私は、ファイナンシャルプランナーとして、領収証や請求書などを拝見することがあります。そんな実体験でお話しします。
一般家庭の固定費
野田総務大臣が家計費に占める通信費の割合について、発言されていますが、これは、私がファイナンシャルプランナーをはじめたころから、ずっと感じていたことです。
例えば、一般家庭の固定費として代表的なものに次のようなものがあります。
- 家賃・住宅ローン(賃貸の場合は賃貸料、住宅・マンション購入の場合はローンなど)
- 光熱費(ガス、電気、水道)
- 携帯電話料金(スマホ含む)
- インターネット光回線利用料金
- プロバイダー料金
- NHK受信料
- 奨学金返済
- 車ローン
などがあります。
とくに、気になる点は、携帯電話料金、インターネット光回線利用料金、プロバイダー料金、NHK受信料の4項目について、以下の通りです。
会計上で仕分けする際に、主に、通信費として仕訳されるものが以下にあたります。
あくまでも、私が拝見した請求書や領収証などの平均的な価格として、
- 携帯電話料金 約6,000円(大手キャリアのスマートフォンのケース)
- インターネット光回線利用料金 約6,000円
- プロバイダー料金 約2,000円
- NHK受信料(衛星込) 1が月分約2,250円(2か月契約の場合、2が月で約4,500円で、1か月分約2,250円となる)
これら通信費に関しては、所得に比べると、これら通信費が占める固定費の割合が高い点です。
上記、4項目に関しては、収入に関わらず、利用すると、平均的にかかってくる費用です。
通信費が、毎月20,000円弱かかっていることがわかります。
30代、40代の方にとっては、たいした金額ではないと思われるかもしれませんが、20代前半の方にとっての20,000円は大きな支出です。とくに毎月家賃を支払っている方や、住宅ローンを支払っている方にとって、この20,000円は非常に大きいです。
もちろん、インターネット回線を引かなければ、プロバイダー料金は必要ありませんが、私の経験上、多くの方が家にインターネットを引かれていて、プロバイダー契約されています。
携帯(スマホ)は大手キャリアを利用したケースの場合でお話しをしているのですが、毎月の固定費を下げるなら、SIMフリーのスマホを利用するという方法もありますが、ライフスタイルや使い方によっては、大手キャリアとあまり変わらない可能性もありますので、事前に、シミュレーションや料金シミュレーターなどをご利用してみて、SIMフリーにした場合の料金(価格)を調べて、毎月の固定費をイメージししてみると良いと思います。
あくまでも、私がファイナンシャルプランナーとして体験した平均的な価格であって、日本国民全体の平均的な価格とは異なります。私が見てきた中では、ほとんどの方が、携帯電話料金、インターネット回線利用料金、プロバイダー料金、NHK受信料をお支払いされていましたが、ご家庭によっては、インターネット回線を引いていない場合があったり、携帯電話を所有されていない場合などがあると思います。上記、4つの通信費が発生していないご家庭もあるでしょう。
ここでは、上記、4つの通信費が、毎月の固定費となっている場合(ご家庭)についてお話しします。
私が見てきた一般家庭では、通信費以外の固定費として、家賃(住宅ローンなども含む)、光熱費、奨学金の返済などがあり、社会人になったばかりの方で、一人暮らしの方(とくに都会在住のケースでは)は、大変な問題といえるでしょう。
働く10代後半、20代前半の平均月収などから考えると、固定費に占めるこれらのウェイトが大きいといえます。
家賃の支払や光熱費や食費は支出の中でも大きいのです。
私の実体験からお答えすると、私が20代の頃は通信費は家計の中でも大きく締めておりましたので、通信費の支払いは大変でした。
インターネット回線とプロバイダー利用料を毎月支払い、さらに、ウィルス対策のためのソフトが毎年必要となり、そのソフトが、年間で3,000円~5,000円程度必要になるのです。
上記の例では、参考例として、これまで見てきた中でのお話しとして、携帯電話約6,000円としているのですが、では、私自信はどうかというと、私は、携帯電話料金が6,000円で収まったことがありません。私の場合は、毎月平均すると10,000円前後です。私のケースは、仕事用を兼ねているので、あまり参考にならないと思いますが、仕事用の通話料金を差し引いても、6,000円では収まらないと思います。
携帯電話やNHKのような事業は公共の電波を使用しているため、菅官房長官の一連の発言も間違っているとは言えませんが、あえていうなら、諸外国との比較というよりも、日本人がもらっている給料であったり、10代後半から20代前半の方で、一人暮らしをして家賃を毎月支払っている方などを想定して考えると、上記4項目の月額費用は高いといえます。
私が考える下げる余地ってどれくらい
私が考える下げる余地ってどれくらい。
私は、次のような価格までは下げる余地があると考えています。
- 携帯電話料金 約3,000円(大手キャリアのスマートフォンのケース)
- インターネット光回線利用料金 約3,000円
- プロバイダー料金 約1,000円
- NHK受信料(衛星込) 1が月分約1,125円(2か月契約の場合、2か月で約2,250円で、1か月分約1,125円となる)
賛否両論あるとは思いますが、携帯電話やNHKのような事業は公共の電波を使用しているということを考えて、サービスを提供する必要があると思います。
これらの議論は、今後、国の方で議論されるようですが、世界との比較も必要だと思いますが、日本人の平均月収や、10代後半の平均月収や20代前半の平均月収などを元に、一般の家庭で、どれくらいの固定費が毎月必要なのかを考えると、通信費が占める割合というのがいかに高いものであるかがわかります。
その上で、公共の電波を使用してサービスを提供していることを考慮し、その上で、適正価格であったり、目標とする水準などを検討するべきではないかと思います。
上記、理想の価格というのは、あくまでも、先に示した価格を半分にしているだけですが、この価格でも、約10,000円弱の固定費が通信費として発生することになります。
今日は、大卒の給料でご説明しましたが、大卒の平均的な手取りも少ない方にとっては、約10,000円弱の通信費は大変大きい支出になります。
これらの固定費が下がらない限り、10代後半から20代前半の方の平均貯金額は増えていかないと思います。
総理大臣や大臣や国会議員のみなさん、一般家庭で、どれくらい毎月、貯金ができているから知っていますか?
そのあたりも考えると、公共の電波を使用したサービスについては、検討の余地があると言えると思うのです。
今後の有り方 携帯電話市場というのは、大手キャリア3社が占める割合が大きいというのが問題です
今後の有り方について。
携帯電話市場というのは、大手キャリア3社が占める割合が大きいというのが問題です。
携帯電話料金が高いという議論と並行して着手していただきたいのは、参入企業を増やし、競争力を上げることです。
端末機器が高いという野田法務大臣の発言もうなずけるのですが、端末機器の価格を下げるというのは現状厳しいと思います。
なぜなら、あれだけの機能を詰め込んだスマートフォンの価格を抑えるのはメーカーへの負担が大きすぎるからです。
それよりも、機能盛りだくさんのスマートフォンばかりでなく、機能そのものを簡素化したミニマルなスマートフォン(通話やメールやインターネット閲覧だけの機種)の開発に力を注いだ方が良いと思います。
機能を簡素化することで端末そのものの価格も抑えることができます。
スマートフォンには、さまざまな機能があり、なかには、一生使わないようなものまであります。
ミニマルを訴求したスマートフォンのバリエーションがあっても良いと思います。
テレビや動画を観ることを前提で端末を造ると、どうしても解像度であったり、色や音の表現であったりと気を配らなければならない点が多いと思いますが、通話・メール・インターネット閲覧(動画以外)だけでスマートフォンを構成すると、もっと単純で低価格のスマートフォンはできると思います。
現状、高い端末ですと、100,000円前後します。キャリアによっては、30,000円~40,000円の価格の端末を発売されていますが、それでも高いと思います。ノートパソコンやタブレット端末と変わらない価格帯というのは、適正とは思えないです。
私は、けっして、機能盛りだくさんのスマートフォンが不要といっているわけではなく、高価格帯のものはあっても良いと思いますが、低価格帯のものもあっても良いと思います。端末そのものの価格を下げるというよりは、端末の機能の内容を簡素化してミニマルなものがあっても良いと考えています。
まとめ
今日は、携帯電話料金問題についてご紹介しました。
携帯電話料金については賛否両論あると思います。
ただ、会計の占める通信費の割合というのは高いのが現実問題あるというのは知っていただきたいです。
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第2位 レイ・アウト docomo Xperia Z5 Compact SO-02H ケース 耐衝撃 CrashResist+ScreenProtector クリアブラック RT-RXPH2SC2/CB レイ・アウト
第3位 URBAN ARMOR GEAR iPhone X(5.8インチ) 対応ケース Monarch カーボンファイバー UAG-IPHX-P-X Urban Armor Gear
第4位 レイ・アウト Xperia XZ1 ケース TPU ソフト キラキラ/クリア RT-RXZ1C7/C レイ・アウト
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