お金のプロだから言える。「人にお金を絶対に貸してはいけない」ということ。あなたが日常で注意すべき10の人+2つの断り方【お金を貸しても根本的な解決にはつながりません】
みなさんは、人にお金を貸したことはありませんか?
私は、人にお金を貸したことは一度もありません。「100円貸して」と言われても、はっきりとお断り申し上げます。
ファイナンシャルプランナーの私だから、お金のプロだから言えるとことがあります。
それは、「人にお金を絶対に貸してはいけません」と言いたいです。
ファイナンシャルプランナーと言うのは、お客様の資産に関するリスクなどを指摘したり、リスクを軽減したり、リスクを分散するために何をすべきかアドバイスを行うことがFP(ファイナンシャルプランナー)の使命の一つでもあるのです。
そんなプロの私だから、あえて言えることなのです。
人はなぜ、他人にお金を貸すのでしょうか?お金を貸して、何か変わりましたか?お金を貸した人の変化に気付きましたか?
お金を貸すということは、貸した人にとってはリスクになります。
100%お金が戻ってくる場合でも、お金を貸している間は、貸した人は、まだ、お金が返ってきていない状況です。たとえ、100%お金を返してもらえるとはいえ、世の中、どんなことがあるかわかりません。一寸先は闇です。100%お金を返すあてがあっても、ある日突然、そのあてがなくなれば、お金を返金することはできなくなるのです。ですから、お金を貸している間は、貸した人間はリスクを抱えて生活することになるのです。私は、お客様がそのような状況になることだけは回避していただきたいので、「人にお金を絶対に貸してはいけません」というアドバイスをします。それでも、お金を貸す人は貸してしまいますが、それは本人のことですし、本人の責任で人にお金を貸しているのですから、私もそれ以上何も言えないときがあります。
お金を貸すということは、お金をドブに捨てたようなもの、ないしは、お金をシュレッダーにかけたようなものだと考えるべきです。けっして、貸したお金が返ってくるなんて甘いことを考えてはいけません。
あなたがいくらお金を貸したからといっても根本的な解決につながりません。根本的解決につながらなければ、お金を借りた人は、また、お金を人から借ります。つまり、この世の誰かがお金を貸すことになるのです。ようするに、お金を貸す人とお金を借りる人がいっこうに減らないままの状態が続き、最終的には、お金を貸した人もお金を借りた人も困ることになるのです。
「人にお金を絶対に貸してはいけない」あなたが日常で注意すべき10の人
「人にお金を絶対に貸してはいけない」あなたが日常で注意すべき10の人です。
このような人たちのためにみなさんの人生が狂うようなことがあってはならないのです。このような人たちのために真面目に生きてきた人が苦しんだり悲しんだりするようなことがあってはならないのです。注意すべき10の人には注意してください。
1 金銭消費貸借契約書の締結なしでお金を貸してほしいという人
金銭消費貸借契約書も締結しないで、人にお金を貸すのは、あなたの大切なお金をシュレッダーにかけるようなものだと思ってください
金銭消費貸借契約書とは、借用書の類ではありますが、借用書と大きく異なるところがあります。
一般的にいう借用書とは、借りる人(借主)のみが署名をして、貸した人(貸主)が保管します。
金銭消費貸借契約書は、借りる人(借主)と貸した人(貸主)が署名して、双方で1部ずつを保管します。連帯保証人を含む場合は、借りる人(借主)と連帯保証人と貸した人(貸主)が署名して、三者で1部ずつを保管します。
この部分が、借用書と大きく異なる部分です。借用書も金銭消費貸借契約書も作成する際には、弁護士に依頼してください。個人でも作成できますが、餅は餅屋、弁護士に任せるのが一番です。このようなケースに遭遇したときは、契約書の作成だけでなく、契約締結までのすべてのことを弁護士に任せた方が良いと思います。
私はお金を貸すことは絶対におすすめしませんが、どうしても、お金を貸さなければならない状況となった場合、最低限、連帯保証人をたてた金銭消費貸借契約書の締結をすることです。連帯保証人がたてられないような金銭消費貸借契約書は締結するべきではありません。この部分については、後ほど、ページ下、「それでもお金を貸さなければならないような状況になったとき、ここを参考にしてください」でご説明します。
ファイナンシャルプランナーである私から言わせたら、金銭消費貸借契約書の締結もしないで、人にお金を借りようとする人は、人として問題があります。そんな人間にお金を絶対に貸すべきではありません。お金を借りるのならしかるべき手順というのがあるのです、それがわからない相手ならば、絶対にお金を貸してはいけません。
2 お金を貸してと手を差し出す人
人にお金を借りようとする人で、「お金貸して」と手を差し出す人がいます。このような人間には絶対にお金を貸してはいけません。
なぜなら、常習性がありますし、そもそも、手を差し出すなんて非常識です。普通ではありません。人として異常な仕草です。
普通なら、手を差し出すよりも、まず最初にする行動は、事情を説明して頭を下げます。これがお金を借りる人の人として最低限やるべき礼儀作法です。それすらもできないような人は、人として問題がありますので、そのような人にはお金を貸してはいけません。そんな人にお金を貸すということは、お金をライターであぶって燃やすのと同じくらい、ないしは、お金をガーデニング用の粉砕機にかけて粉砕するのと同じくらい、常軌を逸したとんでもない行為です。
3 賭け事をする人が賭け事の穴埋めに必要なお金を貸してほしいという場合
賭け事をする人に賭け事の借金や、賭け事のせいで生活費が無くなった場合に対して、お金を貸しても、それは単なる一時的なしのぎです。
賭け事をして借金をしたり、生活費を失う人は、人からお金を借りたり、消費者金融からお金を借りることが、日常となっているので、そのような人にお金を貸すべきではありません。
そのような人にお金を貸しても、その人のためになりませんし、何の改善もしません。あなたがお金を貸しても、また、あなたにお金を借りにきたり、他でお金を借りたりするだけの話です。
根本的に何も改善しているわけではありませんので、このような人間は、ずっとお金を借りることになると思います。典型的なダメ人間です。
例えば、収入が手取りで30万円の場合、賭け事で使えるお金は、せいぜい3千円がMAXです。それ以上は賭け事で絶対に使うべきではありません。
3千円MAXが守れるなら、賭け事も仕方ないと思いますが、ファイナンシャルプランナーとして言えることは、賭け事で3千円毎月使うなら、毎月3千円定期預金をしてはどうですか?とアドバイスします。
もし、あなたが、その人のことを大切に考えるなら、お金を貸すのではなく、賭け事を止めさせて、一生懸命働いてお金を稼いで、稼いだお金を貯金するという、当り前の仕組みを教えてあげてほしいです。その人のことを大切に思うなら、それがあなたの義務だと思います。もし、あなたに働き口のあてがあれば紹介してあげると良いと思います。地道に働き稼いだお金を少しずつ貯金をしていくというごくごく当たり前のことを教えてあげてほしいです。
私はけっして、賭け事を勧めているわけではありません。ファイナンシャルプランナーとして言えることは、賭け事をしても支出は増えてもプラスとなることがないからです。たとえ、一時的にプラスになっても、生涯収支で総合的に考えるとマイナスになります。賭け事をする方はプラスになることを夢見ているのだと思いますが、毎回、毎回、賭け事で儲ける(勝)ことは不可能です。前回負けた分も取り返す、過去に負けた分を全部取り返す、そればかり、考えるようになります。負けても大丈夫、好きでやっているからと言う人は、もう中毒症状です。
ファイナンシャルプランナーとしてあえてアドバイスするなら、確実にお金を貯めることができる方法で貯蓄を考えてほしいとアドバイスします。つまり、銀行の定期預金や郵便局の定期貯金で、確実にお金を蓄えてくださいと言います。賭け事で使用する余分なお金があるのなら、定期預金や定期貯金をおすすめします。これが一番手堅いのです。
4 キャバクラや風俗に通っていてお金が必要となりお金を貸してほしいという場合
キャバクラや風俗の穴埋めのためにお金を貸して、それで、何か改善されますか?
キャバクラや風俗の穴埋めの為や、そのせいで生活費が無くなった場合にお金を貸すくらいなら、お金をくれてやってはどうでしょうか?
キャバクラ通いや風俗通いで散財するような人に、いくら、あなたがお金を貸しても、また、お金がなくなるだけです。
なぜなら、出費を無くさない限り、穴埋めに必要なお金は、また、すぐに必要となります。
収入よりも支出が多いから、人にお金を借りなければならないわけです。キャバクラにたくさん通いたいなら、その分、しっかり稼げばよいのです。風俗に毎日通いたいなら、朝昼晩いろいろな仕事を掛け持ちして稼げばよいのです。それができないなら、キャバクラや風俗に通うべきではありません。
人には分相応という暮らしがあります。私が言う分相応とは、収入に応じた使い方をする、収入に応じた暮らし方を考えることを分相応の暮しと言います。
例えば、収入が手取りで30万円(一人暮らし)の場合、他に飲み会、パーティー、デート代などを使用しないと言うことが前提なら、キャバクラや風俗で使えるお金は、3万円がMAXです。
3万円も使っていいの?と疑問にお感じになられるかもしれませんが、飲み会、パーティー、デート代、飲食代などをいっさい使用しないなら、手取りで30万円(一人暮らし)の場合なら、3万円MAXは仕方ないと考えています。
これは、あくまでも、そのような使い方を希望するならということが前提のアドバイスです。本当は、そのような馬鹿なお金の使い方をしてほしくはありません。ファイナンシャルプランナーとして言えることは、3万円というお金を稼ぐには大変なのです。その3万円というお金をくだらないことに使うお金があるなら、3万円を定期預金にしてはどうですか?とアドバイスします。
でも、もし、あえて、キャバクラや風俗でお金を使用することを考えるなら、3万円までで抑えられるなら、3万円をMAX(上限)として、上手にキャバクラや風俗を利用することを考えるべきです。
それ以上は絶対に使うべきではありません。
しかし、通うのが癖となるような人は、そのように支出を抑えることはできないと思います。そのような人は、キャバクラ通いを止める、風俗通いを止める、そうしなければ、お金は出て行く一方です。そのようなお金の使い方を止めることです。周りでこのような人がいたら、そのようなお金の使い方を止めさせるべきです。それこそがその人の為であるのです。
私はけっして、キャバクラ通いや風俗通いを勧めているわけではありません。ファイナンシャルプランナーとして言えることは、キャバクラ通いや風俗通いをして支出は増えてもプラスとなることがないから、そのようなことはおすすめできません。ファイナンシャルプランナーとしてあえてアドバイスするなら、確実にお金を貯めることができる方法で貯蓄を考えてほしいとアドバイスします。つまり、銀行の定期預金や郵便局の定期貯金で、確実にお金を蓄えてくださいと言います。そのようなところで使用する余分なお金があるのなら、定期預金や定期貯金をおすすめします。これが一番手堅いのです。
5 生活費のためにお金が必要
どうして、生活費のために、人にお金を借りることになるのでしょうか?
ここが大きな問題なのです。
収入と支出のバランスが良ければ、このようなことになりません。
このようなケースに陥る場合は、必ず、収入が著しく少ない、ないしは、収入よりも支出が多いことが原因なのです。
このような人に、いくら穴埋めのためのお金を貸しても、支出が多いので、貸した分だけ、余計に支出が増えて、悪循環になります。
このような人には、お金を貸すのではなく、一生懸命に働くことを考えさせるべきです。そんなにお金を使いたいなら、使えるだけ、お金を稼げばよいのです。朝昼晩、寝る間も惜しんで働けばよいのです。それができないなら、収入にあった支出をすることを考え、生活全体を改善することを考えるべきです。
6 事業資金や運転資金の穴埋め
事業資金や運転資金の穴埋めのために、いくら、あなたがお金を貸して手助けをしても、また、そのような人や会社は、お金が必要になります。根本的な改善をしていないのですから、お金が必要となるのです。
ではどうしたらよいのでしょうか?
それは、会社の経営方針や運営方針を大幅に見直す、ないしは、会社を清算する方向ですすめることです。
事業資金や運転資金の穴埋めでお金が必要としている場合は、それなりの額のはずです。その額をあなたの貸したお金で一時的にしのいでも何の解決にもなりません。どうどん額が膨らむだけで、悪循環です。もし、そのような方が周りにいたら、会社の方針を見直し、明朗会計でスマートでコンパクトな会社に変更することです。つまり、事業を縮小して、支出をできる限り抑えた運営を行うことです。それができないなら、会社を精算することです。
会社というのは、いったん、規模を縮小しても、景気が回復すれば、また、規模を拡大することもできるのです。景気が悪いのなら、景気が悪いなりの運営、体勢にするべきです。
ですから、このような場合お金を貸すのではなく、会社の方針を見直し、明朗会計でスマートでコンパクトな会社にするか、会社を精算するか、いずれかの選択が必要となります。
収益があるのに利益がない会社の中によくあるのは、支出が多いことです。支出の中には必要な支出と、不必要な支出があります。これがわからないで、支出を重ねているケースが多いです。人件費や外注加工費は当然のことですが、支出です。どの会社もそうだと思いますが、人経費は支出の中でかなりのウェイトを占めています。
もし、頑張っているのに儲からないと思われるなら、支出を大幅に見直してみてください。削減できるものは削減すれば、その先の会社の未来が変わってきます。
7 再三再四、お金を借りている人が、また、「お金を貸して」と言ってきた場合
お金を人から借りたり、消費者金融から借りたりという行為を頻繁に繰り返している人から、「お金を貸してほしい」と言われても絶対にお金を貸してはいけません。
そのような人にお金を貸しても、お金をハサミで切り刻むようなもの、ないしは、お金を肥溜め中に投げ込むようなものです。大変無駄でもったいないことをすることになります。
お金にルーズな人間に貸すお金なんてありません。このような人とは関わらない方があなたのためです。
8 嫌な噂しかない人
嫌な噂、黒い噂しかない人にお金を貸す必要はありません。
そのような人にお金を貸しても、お金を焼却炉に入れて燃やすようなもの、ないしは、お金を草刈機で刈って粉砕するようなものです。貸すだけ無駄です。
関わるべき相手ではない人とは、関わらない方があなたのためです。
9 日頃、まったく付き合いがない人
日頃、まったくといっていいほど付き合いがない人から、「お金を貸して」と言われても貸しては駄目です。
どうして、日ごろまったく付き合いがないのに、あなたの前に突然現れて、「お金を貸して」と言うのでしょうか?
都合が良すぎではないですか?
そのような人は、あなたのことを「金蔓」「お人よし」「使い捨て要員」「お金のことに関して利用価値がない」、その程度にしか考えていないのです。
そのような人にお金を貸しても、お金をハサミ型シュレッダーで切り刻むようなもの、ないしは、お金を漂白剤を入れた桶につけて10年間放置するようなものです。貸すだけ無駄です。
10 感謝の心がない
何かをしてあげても、お礼も何も言わない。でも、要求は人一倍多い。このような人がもし「お金を貸してください」と言ってきても、絶対に貸しては駄目です。
人として屑です。屑を相手にしても、あなたの人生が狂うだけのことです。このような人とは関わるべきではありません。
感謝の心がない人には、あなた自身もそのような態度で接してみると良いでしょう。
もしも、「お金を貸してほしい」と言われたときの断り方は、この2つで十分
もしも、「お金を貸してほしい」と言われたときの断り方は、次のような2つをおすすめします。
1 はっきりと断る
これに勝る断り方はありません。
私が一番おすすめする断り方です。
理由は、「お金を貸してほしい」と言われたときに、一番大切なのは、はっきりと意思表示をすることです。「OKなのかNOなのか」「良いのか駄目なのか」をはっきり伝えることです。
曖昧な表現や言い回しを使用すると、相手は都合よく解釈します。
例えば、「そのようは話はけっこうです。」の「けっこう」ですは、肯定の際にも、否定の際にも用いる、日本語の中でも曖昧な表現です。
このような曖昧な表現や言い回しは絶対に使用しては駄目です。
もし、断りたいなら、「私は金品を貸すことはできません」「私はお金を貸すことができません」とはっきり言ってください。それでも、執拗に相手が言ってきても、「私は金品を貸すことはできません」「私はお金を貸すことができません」と何度も何度も言うことです。
貸せないものは貸せないのです。繰り返し同じことを相手に伝えることが必要です。それで人間関係が壊れるようなら、それまでの人だったと思えば良いと思います。そもそも、「お金を貸してほしい」というような非常識なことをいう人が悪いのです。あなたが悪いのではありません。はっきりと断り、関わり合いを持たないのがあなたのためだと思います。
はっきりと断るときのシミュレーション
「お金を貸してほしい」
「私はあなたに金品を貸すことはできません」
このようにはっきりと意思表示を相手に伝えてください。それが一番大切なことなのです。これは、性別・年齢問わず、誰でも使える断りの言葉です。
2 先祖の遺言がある
これは、あなた自身に、先祖の遺言がある、なしではなく、嘘も方便です。
例え、遺言など存在していなくても、ときに嘘をついて最悪の状況を回避せざるをえないときもあるのです。そのような嘘は方便です。悪い嘘ではありません。
もし、人から、「お金を貸してください」と言われたら、「わたしは先祖の遺言で、他人に金品を貸すなという遺言があるので、人に金品は貸すことはできません」と言ってください。
嘘はいけないことですが、ときについて良い嘘があります。それが嘘も方便です。
先祖の言葉として相手にはっきりと伝えることができますし、先祖の遺言と言われると、相手もそれ以上、踏み込んでこれません。もし、それでも、相手が何か言ってきても、「あなたのような人間のために、先祖の遺言を反故にするわけにはいかない」とはっきりと言ってください。先祖の遺言に対して、他人が物申すなら、そのような他人はクズです。人間の屑です。いかなる理由があっても、人様の先祖の遺言に物申したり、遺言を反故にするようなことをいう権利などないのです。もし、そのような屑があなたの前に現われたとしても、屑を相手にする必要はありません。
このように危機的な状況を迎えたときは、方便を使うのも手の一つです。
先祖を理由にすれば、断り文句に多様できます。あくまでも嘘も方便と言うことで利用してください。
先祖の遺言があるときのシミュレーション
「お金を貸してほしい」
「わたしは先祖の遺言で、他人に金品を貸すなという遺言があるので、人に金品は貸すことはできません」
このようにはっきりと意思表示を相手に伝えてください。それが一番大切なことなのです。これは、性別・年齢問わず、誰でも使える断りの言葉です。
それでもお金を貸さなければならないような状況になったとき、ここを参考にしてください
この記事の、注意すべき人の1番の項目で、金銭消費貸借契約書についてお話ししました。
あなたが、それでもお金を人に貸さなければならないような状況になったとき、まずは、友人や弁護士に相談されることをおすすめします。
どうして、そのような状況にあなたが陥らなければならないのか、第三者から意見やアドバイスを聞くことが必要だからです。
私がこの記事でさんざん説明したにもかかわらず、人にお金を貸すなら、最低限、連帯保証人をたてた金銭消費貸借契約書の締結をすることをおすすめします。
金銭消費貸借契約書は弁護士に作成を依頼し、契約締結などの際にも弁護士に同席をしてもらったうえで、契約締結したほうが良いと思います。
連帯保証人がたてられない金銭消費貸借契約書の締結は絶対に行うべきではありません。
金銭消費貸借契約書の書き方や注意点については、弁護士に依頼されることを前提として、この記事を書いていますので、金銭消費貸借契約書の書き方は割愛させていただきます。
金銭消費貸借契約書の中で重要な項目は、返済方法、返済期日、契約書作成日、貸しつける金額、利息、延滞損害金などです。連帯保証人の審査を怠ると大変な目に合います。支払い能力がある人間を保証人として認めるようにしなければ、連帯保証人の意味がありません。
ですから、もしこのような状況になった場合は、信頼できる弁護士に任せてください。
私はけっして人にお金を貸すことをすすめているわけではありません。ファイナンシャルプランナーとしては、お金を貸すくらいなら、そのお金を貯金してほしいと思っています。それでも、お金を貸したいなら、連帯保証人付きの金銭消費貸借契約書を締結する必要があります。この契約書はとても大切です。連帯保証人は必須です。
まとめ
ファイナンシャルプランナーとして、人にお金を貸してはいけないということをお話しさせていただきました。いかがでしたでしょうか。
私が一番言いたいのは、人が汗水流して稼いで、コツコツ貯めたお金を借りようとする人がいるという現実と、注意すべき人についてお伝えしたかったです。真面目に頑張ってきた人が悲しんだり苦しんだりするのを見るのは大変悲しいことです。
人にお金を貸す余裕があるなら、その余裕なお金を貯金してみてはどうでしょうか?
私は、次のような2つの人は人として間違った生き方をしていると思います。
1 「お金を貸してください」という人
人にお金を借りることを考えるのではなく、借りるような状況にならないようにすることを考え、状況を改善するために己に何が足りないのかを考えてほしいです。それでもお金が必要なら、銀行や消費者金融で借りましょう。他人から借りようとするのは虫しがよすぎます。あなたのような人がいるから、人の借金で苦しむ人が後を絶えないのです。
2 「人にお金をついつい貸してしまう」という人
あなたがいくらお金を貸しても、お金を人から借りるような人の為にはなりません。もし、そのような人を大切に思うなら、お金を貸さない勇気が必要です。人には自由に使えるお金というのが、家々で異なります。収入と支出のバランスによって、それは決まってきます。お金をたくさん使いたいなら、お金をそれ以上に稼ぐしかないのです。地道に稼いで、コツコツ貯金するしかないのです。それが人として正しい生き方です。
私は正直、いずれのタイプも許せないのです。だから、このような記事を書きました。この想いが多くの方に伝わりますように。もしこの記事が参考になるようでしたら、多くの方にこの記事を見せてあげてください。そして、真面目に働いてお金を貯めた人が苦しんだり、悲しんだりすることのないような世の中になることを願っています。
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