東京2020オリンピックについて、酷暑で高湿度のため、選手のみなさまは、とてもつらい状況だと思います。どうして、選手のみなさま、選手のスタッフのみなさまの暑さ対策が会場でなされていないのか疑問です。
テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手や、世界ランキング2位のダニール・メドベージェフ選手より、時間変更の要望があるのに、どうして、夕方以降の時間にしてあげないのか不思議に思うのです。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、東京2020組織委員会とする)って、何も変わっていません。相変わらずです。変わるはずもないし、変えようという姿勢が見られません。問題多発の東京2020組織委員会です。
日本オリンピック委員会(以下、JOCとする)も、何をやっているのでしょうか。
東京2020組織委員会は、オリンピックを開催しただけで、選手へのフォロー、選手のことを考えることをまったくしていないように感じます。JOCは、選手のサポートが十分にできていない。一部の選手は酷暑・高湿度のため、気持ちよくプレーできていないのではないでしょうか。
一番に考えるべきことは、人命優先です。選手から要望が出ているのですから、夕方以降、夜、深夜も含めて検討するべきなのに、どうして、融通が利かないのでしょうか。
週に1度はテニスをしていて、スポーツ好きの私がズバリお答えします。
今日は『なぜ、東京2020組織委員会やJOCは、選手のことを考えて、競技時間を夕方以降にしないの?』についてお話します。
《ズバリお答えします》 東京2020オリンピックのテニスの試合開始時間について、一部の選手から試合開始時刻を夕方以降にとの要望がでているのに、なぜ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会やJOCは早急に対応しないの?【スポーツが苦手な方にもわかりやすく解説します】
東京2020オリンピックのテニスの試合開始時間について、一部の選手から試合開始時刻を夕方以降にしてほしいと要望がでているのに、なぜ、東京2020組織委員会は対応しないのでしょうか?
東京2020オリンピックのテニスの試合時間について、一部の選手から酷暑で湿度が高いので、試合開始を夕方以降にして欲しいと要望がでているのに、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会やJOCが対応できないのはなぜなのか気になりますね。
これがわかれば、よりいっそう五輪やテニスを楽しんでいただけると思います。
選手のことを第一に考えていない! 人命を第一に考えていない大会組織委員会やJOC、機能不全に近い状況です
そもそも、選手のことを第一に考えていないのではないでしょうか。
日本の7月、8月は酷暑で湿度も高いということは、東京2020組織委員会やJOCはよく知っているはずですが、日中に試合を行うという、とうてい理解できないことをしているのです。
選手の暑さ対策がまったくできていないばかりでなく、選手の人命を第一に考えることができないなんて、スポーツの大会を主催する組織としては大失格です。機能不全に近い状況です。
夏の暑い時期は、熱中症、心筋梗塞、脳梗塞など様々な病気が、とくに注意が必要ですが、東京2020組織委員会やJOCは、このような危険性なども考えながらスケジュールを計画したのか疑問に感じます。なぜ、午前11時~夕方までの暑い時間帯にスケジュールを組んだのか理解に苦しみます。
暑さが原因で死者が出たり、病人がでたりすることは想定されていたのか疑問に感じることだらけです。
野球にしてもサッカーにしても、その他の競技においても同じことが言えるのですが、日中の環境があまりにも厳しいようなら、開始時間を早朝や夜や深夜の時間帯にスライドすることも選択肢に入れるべきだと思います。
もちろん、競技によって、早朝や夜や深夜は難しい競技もあると思いますが、野球、サッカー、テニスなどは、夜の時間帯でもプレイにそれほど支障はないと思います。
にもかかわらず、なぜ、試合時間の変更の要望があるにもかかわらず、対応しないのでしょうか!
想定していないことだったので、対応しないのではなく、対応したいけれど、急に大幅な変更を行うことが難しい
東京2020組織委員会やJOCからすると、おそらく、想定できていないことだったので、対応しないのではなく、対応したいけれど、急に大幅な変更を行うことが難しいのではないでしょうか?
テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチは24日、「とても暑くて湿度が高い」、競技時間を夕方以降にずらすことを要望、世界ランキング2位のダニール・メドベージェフは、「最悪の環境」、試合開始時間を夕方以降に変更する必要があると指摘しています。
屋内でも熱中症の危険があるのに、炎天下での競技は、過酷過ぎます。
指摘があってから、2021年7月29日のテニスの試合は、15時からとなりました。
2021年7月28日のテニスの試合は、朝11時スタート、試合によっては13時スタートという試合がありました。過酷です。
13時の炎天下でスポーツをさせるという、無謀なことを考えられる大会組織委員会には、本当に軽蔑しかありません。この時間にスケジュールを組んだ人、あなた、最低です。仕事の内容を理解しながらやっているのでしょうか。情けないです。同じ日本人として恥ずかしいです。
選手より要望があるなら、すぐさま夕方以降に試合開始時間をずらすべきですが、なぜ、対応できないのでしょうか?
それは、そのようなことを想定していなかったことと、計画不十分、準備不足だからです。JOCの小谷実可子スポーツディレクターの会見での表情や言動から推測するに、時間変更の申し出など予想にもしていなかったように見えました。
本来、試合開始時間は、選手などの要望の通り、夕方以降が自然なはずですが、選手のことや暑さ対策などをまったく考慮せずにスケジュールが組まれているのではないでしょうか。大会関係者や大会を支える、スタッフやボランティアや警備のことを考慮すると、あまり、朝早くしたり、夜遅くしたりするのは、スタッフやボランティアや警備に負担がかかるため、日中にできる競技は、できるかぎり日中に終了したいというのが、東京2020組織委員会やJOCの本音だと思います。
すぐに変更ができないのは、想定もしていなかった要望のため、検討はしているものの対応するには困難、ないしは、対応するのにいましばらく時間が必要、なのではないでしょうか。
準決勝、決勝に向けて、選手の要望通り、夕方以降に試合時間を変更されることを強く望みます。
まずは、人命第一です。そのことだけは、東京2020組織委員会やJOCも今一度考えてほしい所です。
いくら東京2020組織委員会の人を入れ替えても何も変わっていないのが残念です。
「私の責任です」と橋本聖子会長は言うのなら、機能していないのですから、辞職し、他に実績・実力のある人はたくさんいるので、その人にポジションを譲るべきだと私は思います。