トイレの逆流に注意です。
家についてです。
今日は『トイレが逆流したときの対策』についてのお話です。
お金のプロのアドバイス！台風や豪雨などでまずすべきこと『水回り編 トイレや排水口の逆流を防ぐための2つの対策について』【大雨のときは要注意、道路が冠水していなくても逆流することがある】
お金のプロのアドバイス！
トイレや排水口の逆流を防ぐための2つの対策についてです。
台風や強風のとき、排水口の逆流は心配です。
大雨のときは、各家庭の排水や大雨の雨水や土砂が一斉に下水管(排水管)へと流れ込んで行くと、マンホールから水があふれだしたり、下水管(排水管)の流れが急激に悪くなったりすると、一時的に下水管(排水管)の中の下水が逆流することがあります。下水管(排水管)の流れが解消することで、逆流も解消されるのですが、一時的にでも逆流すると家の中が大変になりますね。
道路が冠水していなくてもトイレの逆流が起こったりする場合があるので、早め早めの対策が重要です。
トイレや排水口の逆流を防ぐための2つの対策は、次の通りです。
- 水のうの場合
- 水のう以外の場合
水のうの場合
水のうとは、土のうではなく、水で作る土のうのような役割を果たすものをいいます。
水で作れるので簡単です。もし、水道が使えない場合は、お風呂の残り湯やジュースなどでも代用は可能ですが、土のうが破れて破水することも想定して、水のうに入れる水を考慮する必要があります。
水のうに必要なモノは、次の通りです。
- ナイロン袋(ポリ袋)、ゴミ袋などで、丈夫で柔軟な素材のもの
- 縄ひも
- 水道水(断水の場合は、お風呂の残り湯やジュースなどの水に代わるものでも代用可能)
水のうの作り方は、次の通りです。
- ナイロン袋(ポリ袋)、ゴミ袋をできれば二枚使用して、二重にします。
- 水道水を半分くらい入れます。断水の場合は、お風呂の残りやジュースでも代用可能です。
- 内側の袋の中の空気をある程度抜いたら、袋の口を縄ひもで縛ってください。袋の中の水が漏れないようにしてください。
- 外側の袋も同様に縄ひもで縛ってください。
- 水のうの完成
水のうができたら、トイレの排水口に置いてください。このときに、便器を傷つけないように注意が必要です。
他に水のうが必要な場所としては、家の中の排水口です。
例えば、次の通りです、
お風呂場の排水口は、バスタブの中と洗い場にそれぞれ排水口があると思うので、それぞれに、先程の水のうを置いてください。バスタブを傷つけないように注意が必要です。バスタブの中に残り湯や水道水がある場合は、そのままにしてください。
洗濯機の排水口は、ホースを抜いてから、水のうを置きます。
キッチンの排水口や、他にも排水口があるなら、水のうを置いておくと良いと思います。
水のう以外の場合
素人が行う場合は、水のうが一番おすすめの方法ですが、水のう以外の方法では、プラスチック製の容器などでも代用は可能です。ただし、便器やバスタブを傷つけないように注意が必要です。
それ以外の方法もあるのですが、素人にはおすすめできないので割愛させていただきます。
まとめ
今日は、トイレの逆流を防ぐための方法についてお話しました。
台風や強風のときの逆流対策は、100％安心安全というのはないと思います。
やらないよりはやったほうが少しでも安心できると思います。
