政治好きのファイナンシャルプランナーの私が今更聞けない、どうしたの?『自民党がガバナンス崩壊・機能不全に至った原因8選』についてズバリお答えします。
自由民主党のガバナンス崩壊は今に始まったことではありません。
自民党はずっと以前から機能不全に陥ているにもかかわらず、根本を変えることなく、党の延命措置にだけ尽力してきました。その結果が今の状態です。
その原因って何だったのでしょうか?
明々白々です。
続きがありますので、このまま読み進めていただけると嬉しいです。
自民党 ガバナンス崩壊・機能不全に至った原因8選
原因はどのようなことなのでしょうか?
原因はあるのです。おそらく自民党のみなさまもお気づきではないと思います。もし気づいているのならもう少し党を立て直ことがずいぶん前にできたはずです。
私は政治好きではありますが勉強不足であり、自民党の歴史をすべて知っているわけではなく、テレビを通じて見たり、自民党に関する書籍、政治に関する書籍、ニュース・新聞などから得ている知識だけなので、不足している部分も多々あると思います。
そんな私が考えたことです。正しいとは限りませんが良かったらお読みいただけますと幸いです。
原因を順にご説明します。
原因その1『不正や疑惑への対応の遅れ』
自民党という組織は政党としては巨大です。闇も巨大です。どんな政党でも何かしらの問題点やスキャンダルなどは過去に1度はあると思います。失敗しても失敗に真摯に向き合い対処することで失敗が生きることがあります。失敗は成功の基です。成長・発展をしている企業の中にクレームに対しての対応が『神対応』で、失敗を成功に導く対応をしている企業は、失敗に対して真摯に向き合い問題点と改善点を見出して、今後に生かしているのです。そのような事業・サービスは成長・発展します。
自民党は『政治と金』の問題にしても『ステマ騒動』にしても『議員の失言』にしてもそうなのですが、初動の対応(初期対応)がすこぶる遅く、対応の仕方がすこぶる悪いのです。自民党の初期対応の習性としては臭い物に蓋をしたり、スルーしたりします。
後に大惨事(大炎上)となって慌ててあとになって火消しを試みることが多いのですが、それでは遅いのです。火を消すなら初期消火が大事なのです。
例えば、最近の事象でお話しすると、自民党の江藤前農相が、農相時代に「コメは買ったことがない。(倉庫に)売るほどある」と発言したことがあります。後に大臣を辞任しました。本来であれば、その場で発言を訂正できましたし、側近が江藤さんに対して「発言を取り消し謝罪するように」促すこともできたはずです。大臣を更迭するのも遅かったです。とにかく対応が後手後手になるのは自民党の習性ですし、悪癖です。
他の事象、例えば、自民党総裁選2025では、小泉陣営によるステマ問題です。2025年9月24日(水)の『週刊文春電子版』、および、2025年9月25日(木)発売の『週刊文春』で、『ニコニコ動画でステマ指示』というタイトルの報道がありました。小泉陣営は認めるのは早かったのですが、関係者の処分は遅かったし、処分内容が甘すぎます。党としての対応は非常に遅かったです。本来であれば、党のトップや執行部が対応するべきことですし、総裁選選挙管理委員会が対応するべきことです。逢沢一郎総裁選挙管理委員長が声明を発表したのは2025年は9月29日になってからです。遅すぎます。
声明ではつぎのようなことが主に発表されました
候補者による論戦が活発化する中で、候補者陣営による選挙運動に関して党内外から、さまざまな指摘があることを踏まえ、総裁選挙管理委員会として公平公正な運営になるよう、必要に応じて注意を行っていることを明らかにするものです。
声明では「総裁選挙が健全で公平なものになるよう、引き続き公平公正な運営に努める」として、理解と協力を求めています。
対応が遅いですし、対応が悪いです。ステマ問題・やらせコメント問題を舐めすぎています。問題を軽視しすぎています。余計に火に油を注ぐような結果となったのです。
ステマ問題では小泉陣営が小泉候補を称賛するコメントの投稿を要請したり、他の候補者を中傷するような内容のコメントの投稿を要請したりしたわけですが、そんなことをしていいはずがありません。悪質極まりないことです。そのあたりは自民党も小泉陣営も物の分別がついていないように思えます。企業だと信用を失墜することですし、企業がそのようなことをしたらトップや取締役は退任・解職されるほどの重要な問題です。芸能人の場合だと、その後、テレビなどで活動することは絶対に無理なのです。それくらい、社会においては大変なこととして対応すべきことですが、自民党内では、この問題に対してとても軽く扱っています。正直驚きました。今回のステマ問題の件は、小泉さんは総裁選候補から外し、関係者の中で国会議員は議員辞職、秘書なら更迭される話だと思います。総裁選のありかたそのものを見直すべきことだと思います。
『#変われ自民党』『解党的出直し』で再生を誓った自民党が、このように、過去と同じような生ぬるい対応、お粗末な対応をしていては、何が解党的出直しなのか疑いの目で見ざるを得ません。衆議院選挙、都議選、参議院選挙で大敗したことをもうお忘れになられたのでしょうか?
自民党は不正や疑惑が生じた際の初期の対応が非常に遅く、その後の対応も非常に悪いのです。どうしてこのようなことになるかというと、大きな組織によくあるのですが、おごり、怠慢、統率力のなさ、決断力の悪さによって、誠実さに欠ける対応となることがあります。
自民党内では「腐っても自民党」「自民党のほうがマシ」「自民党ブランド」と自民党の議員の中にはいまだにマウントをとるような人がいるのです。党内でのおごりや怠慢や誠実さを欠くことで、支持してくれていた方から見放された結果が、衆議院、参議院の両院で少数与党という結末を迎えたのだと思います。
ステマ疑惑・やらせコメントの件で、自民党のトップや選挙管理委員会が早々に対応し、小泉候補を総裁選候補から外すという対応を取っていれば、もう少し事態の沈静化を図れたように思えます。大炎上し、その後も文春砲がやまないのは、自民党のトップや選挙管理委員会の対応の悪さ、感度の鈍さ、国民の思いとの乖離だと思います。
総裁選というのは『党内の選挙』です。選挙というのは公平、公正でなければなりません。公平・公正が担保できないようなことでは、選挙システムが崩壊しています。選挙を行う意味がありません。
とくに他の候補を中傷する内容は絶対にあってはならないです。それを同じ党内で行っている点が、取り返しもつかないほど、自民党の議員や関係者のコンプライアンスが欠如していて、自民党のガバナンスは崩壊し、機能不全に陥っている証拠なのです。
ステマ問題、やらせコメントの問題については、野党側からも厳しい発言がでています。総裁になった方は、就任早々、その問題を野党から追及を受けることになります。いくら選挙で小泉大臣が当選したからといっても、必ず、『ステマ』『やらせ』について指摘を受けることになります。猛追及を受けることになるのです。石破総裁以上に短命政権に終わる可能性が高いと思います。
原因その2『首相の独断専行』
政党というのは支援者・支持者があって初めて成り立つのです。
岸田政権にしても石破政権にしても同様ですが、国民の声を無視した独断専行タイプの政権運営を行っていました。自民党には国民の声を聴いたり、国民の声など届きません。国民のことを見向きもしない印象が自民党にあります。
国民がどれだけ、物価高、光熱費高、ガソリン高で苦しんでいても、石破政権ではほとんど何もされていません。給料が上がっているのは大手企業であって、中小企業や零細企業や個人企業・フリーランスは給料が上がっていません。低所得者への対応、経済対策など、何もされていません。石破政権では何もされていないのです。
国民一律2万円を約束しておきながら、自民党は約束を果たしていません。年末までにはと総理はおっしゃっていました。当然、約束は守られるものだと思っています。
国民がどれだけ苦しんでいても、税金を上げることだけに専念してきました。消費税を守ることは自民党にとってマストでした。
石破さんは総裁になる前は、自民党内で『党内野党』と言われていた人物です。徹底して自民党の批判をしてきた人です。安倍総理、麻生総理の時代に、選挙で負けたときには時の総理に対して「やめろ(辞任しろ)」と言った人です。民主党政権の時代にも菅総理に対して「やめろ(辞任しろ)」「民意とは何ぞや」「選挙をなめないでください」と言った人です。安倍総理時代に国民給付を考えていた時に「給付はバラまき」と言った人です。
2007年の参院選で敗北した安倍晋三元首相に石破首相は「辞めるべき」と言い放っています。「選挙に負けたのに続投するのは理屈が通らない」「私だったら即座に辞めて、落選した人に謝って回る」とも発言しています。2009年には都議選で自民が敗北後、麻生太郎首相に石破首相は退陣を求めており、『特大ブーメラン』が突き刺さっても、選挙で敗北した責任を即座に取りませんでした。落選した人に謝罪行脚をされたのでしょうか?
そんな偉そうなことばかり言っていた人が総裁になり総理になると、真逆の考え方になったのです。選挙前になって急に給付することを宣言(バラマキ)したり、選挙で負けても辞めなかったのです。さんざん、歴代の総理に選挙で負けたら「やめろ」と言った人が辞めない、そんな人は信用できません。
石破さんは自民党の総裁になる前は、「すぐに解散はしない。選挙はしない」と言っていたのに石破さんが総裁になったとたんに、速攻で解散、選挙が決定しました。そこからは裏切りの連続でした。昨年の衆院選直前に裏金問題で非公認となった議員に政党交付金2,000万円支給、衆院選2024大敗、経済対策遅れ、物価高対策遅れ、令和のコメ騒動の対応の遅れ、自民党新人議員に10万円配布、都議選2025大敗、参議院選挙前に国民一律2万円支給することを約束(給付バラマキ)、参議院選挙2025大敗、国民に給付がされないままで終わり、何も責任を取らせなかった自民党の姿勢を疑問視する国民は多いと思います。どうして責任を取らせなかったのか、そこが、機能不全に陥っているところなのです。選挙の結果こそ最大の民意です。その民意を軽視した姿勢には怒りを覚えました。国民の選択を舐めないでください。国政選挙をあまりにも軽視しています。
結果、自民党は、衆議院選挙2024大敗、都議選2025大敗、参議院選挙2025大敗という悪夢の三連敗を喫したにもかかわらず、トップを交代させず、誰にも責任を取らせず、ただただ延命を図ろうとしました。完全にガバナンス不全です。機能不全です。今の自民党は自由民主党ではなく勝手気ままにやっている独裁的な自由独裁党なのです。その自覚がないから異常事態だと思います。
原因その3『国民や支持者の信用と信頼の失墜』
今の自民党は国民や自民党支持者(元支持者)の信用と信頼を著しく失墜しています。自民党のみなさまはお気づきになられていないと思います。
自民党のみなさま、とくに自民党の議員のみなさまは、議員に人気のある人を総裁選で選ぶ傾向にありますがどうしてですか?議員に人気=国民に人気とは限りません。2024の総裁選のときも議員に人気のある石破さんが当選し、党員に人気のある高市さんが落選されました。その結果、石破政権は短命で終わりました。昨年で言うと、世間の人気は圧倒的に高市さんでした。今年はどうでしょうか?今年も昨年同様に、議員の中では小泉さんが一番人気ですが、民意はどうでしょうか?今年もいろいろなアンケート調査を見ていますが、高市さん人気は強いです。候補者の中で国民に一番人気があるのが高市さんだと思います。でも、総裁選では議員票が影響力が強く、とくに、決選投票となると議員に人気の方が当選する傾向にあります。昨年の教訓を生かすことなく、同じ轍を踏むようなことを今年もしても良いのでしょうか?
あなたたち自民党の議員に人気がある人を選んで、それで、国民は納得しますか?自民党のやっていることが浅はかすぎて笑っちゃいます。それでは選挙で勝てません。選挙で勝つには議員に人気のある人ではなく、国民に人気のある人でないと、国民は見向きもしないと思います。自民党支持者のみなさまは、小泉ファンが多いかもしれませんが、自民党支持者だけでは選挙に勝てなかったから、三連敗したわけです。党員には高市さんは人気なのです。選挙で勝つなら、国民に人気のある人を総裁に選び、保守層を取り戻さなくては自民党に勝ち目はありません。今のまま、石破政権を引き続き、通常営業のままでは、次の衆議院選挙は大敗します。その先の参議院選挙も大敗します。
小泉さんは『政治とステマ』『やらせコメント』問題で世間で大炎上していても、総裁選が最優先、文春砲第二弾と第三弾&新潮砲はノータッチで行こうという思惑ですが、果たしてそれでよいのでしょうか?総裁選はそれで凌ぐことはできるかもしれませんが、『なかったこと』『ゼロ』にはできないのです。やがて追及の手は伸びるでしょう。そうなったとき、それでも総裁として居続けられますか?総理として居続けられますか?石破さんでも1年持たなかったのです。そのあたりの教訓がまったく生かせていないのが今の自民党であり、ガバナンス崩壊・機能不全の危機的状況の自民党なのです。もう少し、自民党の国会議員のみなさまは、現実を真正面から見てください。現実を見ようとせず、幻想だけ追いかけても選挙には勝てないし、国民からの支持は取り戻すことはできません。
私が如実に感じたのは、先日、総裁選5人の候補者が秋葉原で演説をされたときの聴衆と、安倍さんが総理大臣だったころの聴衆とでは、盛り上がり方も違いますし、聴衆の数も違います。安倍さん一人の方が多いし、盛り上がっていました。過去の自民党と現在の自民党を比べても背景が異なるので、正しい比較とはなりませんが、それでも、その差は自民党のみなさまはお気づきになっていると思います。あの頃とは違うとは歴然としているのです。
信用と信頼を失墜するということはそういうことなのです。
見向きもされなくなるのです。相手にされなくなるのです。
自民党の岩盤支持層は『保守層』です。その支持層から見放されているのではないかと思います。それはメディアなどの見解でも、そうですし、自民党の支持層が国民民主、参政党、日本保守党などに流れているということはデータなどからも見ても明らかです。もし、岩盤支持層が離れなかったら、自民党が選挙で負けることはなかったでしょう。
原因その4『見失った保守政党の心根』
自民党は保守政党です。
しかしながら、岸田政権、石破政権は、保守政党とは思えません。完全に保守政党としての心根を見失っています。見失ったことにすら気づいていません。
石破政権は完全にリベラル寄りの政党です。自民党は保守党なのに、リベラル政党化してしまったため、支持離れが加速したのです。
おそらく自民党内で理解ができずに今日に至っているところだと思います。衆議院選挙2024、参議院選挙2025で多くの保守系の議員が落選しています。保守系の議員が減っています。ですから、リベラル系、中道系の議員が多いので、保守政党がどういうものか忘れ去られて、リベラル系政党として存在していたため、選挙では大敗したのです。
原点回帰し、結党のころの保守党としての姿勢を振り返り、過ちを訂正し、保守としての立ち位置を明確にすることで、解党的出直しはできるかもしれませんが、その道のりは険しいと言わざるを得ません。
選挙で強かったころの自民党は、保守という立ち位置の範囲の中で、リベラル、中道、保守の意見などからバランスを取りながら政党を運営してきましたので、リベラル系、中道系、保守系の議員が存在することで、バランスの良い党運営ができていたのです。
岸田政権、石破政権になると、保守という立ち位置ではなく、リベラル系政党としての立ち位置に振り切ってしまったので、自民党のリベラル系の議員は居心地がよく、中道系の議員はどちらともいえず、保守系の議員は居心地が悪いと感じていたと思います。だから、足並みも揃わず、常にちぐはぐな状態で、挙党一致体制もできず、立ち位置がリベラルに振り切った党運営で選挙に挑んだため、石破政権では、悪夢の三連敗を喫したのです。
自民党の総裁選2025では、石破政権を引き継ぐ林官房長官、小泉大臣が総裁選の候補者として名を連ねていますが、選挙で三連敗した政権を引き継ぐと言っている時点で、もう今の自民党には何を言ってもわかってもらえない。国民の声など届かない、国民のことを見向きもしないという絶望感があります。自民党は一度下野して、党の立て直しを図るしかないと思います。
原因その5『絵に描いた餅、砂上の楼閣となった解党的出直し、変われ自民党というメッセージ』
解党的出直しで再生を誓った自民党ですが、『ステマ問題』を見ていても、『#変われ自民党』『解党的出直し』という素敵なメッセージが絵に描いた餅、砂上の楼閣になっています。
せっかく、素敵なメッセージを国民に伝えたのに台無しです。
自民党の悪い点は、悪いことを悪いと党内に向けてハッキリと言わない点です。曖昧にしたり、臭いものに蓋をしたり、処罰しなかったり、対応が遅れると、国民は「またか」「自民党は無理」「もういい」「ダメだ」という感じで呆れられて、見向きもされなくなります。
解党的出直し、変われ自民党と自分たちが言い出したのですから、例えばステマ問題なら、小泉候補は候補者から外し、関係者を厳重処分し、第三者委員会を立ち上げて、報道にあった一連の内容を調査し、実態を解明し、事実を国民に報告し、再発防止策を報告することです。何も調査もされないままでは、進歩はないし、解党的出直しにならないです。そのあたりが国民の考えとは大きな乖離があります。支持されにくい点だと思います。
今のように、何に対しても不誠実な対応、曖昧な対応、適当な対応をしていては、『政治と金』のときの一連の問題の教訓が生かせません。同じ過ちや同じ失敗を繰り返していては国民には見向きもされなくなります。もし、自民党の中に『ステマ疑惑』『やらせコメント』の件で厳しい対応を望んでいる議員や党員がいるなら、もっと、党内で議論になるよう導いたほうが党のためになると思います。解党的出直し、変われ自民党と言っているのに、何も変わらない自民党を延々見せつけられているので、うんざりしているのです。自民党のみなさまはそう思わないから摩訶不思議です。
『#変われ自民党』『解党的出直し』という素敵なメッセージを絵に描いた餅、砂上の楼閣で終わらせるのではなく、未来の自民党のファーストステップとなるような議論をしてほしいです。
自民党は自民党議員や党員のためにあるのではなく未来の子供たちのためにあるのです。それを忘れないでください。
原因その6『挙党一致体制がとれない』
現在の自民党にはリベラル系、中道系、保守系の議員が存在します。選挙で強かったころの自民党ならONE自民になれたのかもしれませんが、今の自民党ではONE自民、つまり、挙党一致体制は難しいのではないかと思います。
小泉陣営が他の候補に対しての悪意のあるコメントの内容を見ても然りですが、自民党内で『保守』という存在が『疎ましい』『嫌われている』『邪魔者扱いされている』『差別されている』ように思えるのです。
自民党内では『保守思想』が差別されています。政党や国会議員がこのようなことをしてよいのでしょうか?
保守候補者に対して「ビジネスエセ保守」という言い方をされていますが、自民党の中では保守という思想はそのような言われ方をされるのが当たり前なのでしょうか?
憲法19条で『思想・良心の自由』というのがあり思想・信念・世界観は他人から干渉されない自由があります。そのようなことでとやかく言うこと自体がおかしいのです。それを国会議員が行っていることに問題があります。たとえ『保守』であっても『エセ保守』であっても『ビジネス保守』であっても、思想・信念・世界観はその人の自由です。
同じ党内で、どうしてそのように言うのか皆目理解できません。保守政党なのに、このようなことが起きているということは、もはや、保守政党として活動することは難しく、ONE自民、つまり、挙党一致体制は難しいと思います。
どうしてそこまで保守系の候補者が自民党内で毛嫌いされているのか理解できませんが、もともとは自民党は保守政党で、今現在は違いますとハッキリと証明しているようなことなのです。
ですから、リベラル系はリベラル系の議員でひとつの党、中道系は中道系の議員で一つの党、保守系は保守系の議員で一つの党を運営するような、3つに党に割ることを念頭に考えて、それぞれの政治思想を大切にして党を作り直した方が挙党一致体制がとりやすいのではないかと思います。
酷い内容のコメントに該当する候補者に対して明確な謝罪はされていないようですし、牧島議員など関係者は議員辞職や退職はしていません。曖昧なまま問題を放置し続けています。『政治と金』のときと同様で『政治とステマ』『政治とやらせ』『政治と小泉』『牧島とかれん』も同様になってきています。
今の自民党はガバナンス不全、機能不全の状態なのです。
もし、ステマ問題に正面から向き合うのなら、第三者委員会を立ち上げて、報道にあった一連の内容を調査し、実態を解明し、事実を国民に報告し、再発防止策を報告することです。過去においてどうだったのか、これまでの衆議院選挙、参議院選挙などでも同様のことがなかったのか調査することは必要不可欠です。最終的には、必ず、野党側から調査をするように言われると思います。
今までの傾向から想定すると、自民党は『政治とステマ』『政治とやらせコメント』の件で、総裁選内でどのようなことが行われたのか調査をするように野党側から指摘を受けても、調査は行わないと思います。何もしないのが過去の傾向から見る自民党です。
もし調査をご検討されているのなら、総裁選期間中だけでなく、過去の衆議院選挙、参議院選挙、牧島議員のメールやSNSなども調査をするべきだと思います。
そしてあらゆる差別や偏見をなくさなければなりません。
原因その7『国民の声を聴こうとしない・国民の声が届かない』
今の自民党には国民の声を聴いたり、国民の声など届きません。国民のことを見向きもしない印象が自民党にあります。
物価高、光熱費高、ガソリン高で苦しんでいても、石破政権ではほとんど何もされていません。給料が上がっているのは大手企業であって、中小企業や零細企業や個人企業・フリーランスは給料が上がっていません。低所得者への対応はどうでしょうか?
石破政権では何もされていません。国民一律2万円を約束しておきながら、自民党は反故にしています。
立憲民主党の野田代表からも石破総理に対して「何もしていない」と発言されています。
正直、国民として感じているのは何もしてもらっていません。
アメリカに80兆円、インドに10兆円、などなど、海外へのバラマキはとてつもない金額ですが、国民へのバラマキは0円です。バラまくといった2万円は反故にされています。嘘をつかれたのです。自民党の新人議員には10万円配布するわけです。いずれもすべて税金です。
日本人への投資に対しては「財源はどうされますか?」と言う自民党や財務省ですが、海外にはとんでもない金額を血税から支出しています。もう、そんな自民党にはうんざりしているから、自民党の支持者が他の党の支持をしているのだと思います。
今の国民は、国民負担率は約50%、物価高、ガソリン高、光熱費高で使えるお金が以前よりも減っているのです。
給料を増やす取り組みは、上の方から行うのではなく、個人企業・フリーランス・零細企業からまず、給料を増やし、その次に、中小企業が給料を増やし、最後に大企業が給料を増やさなければ、いつまでたっても低所得者への待遇は改善されません。それをわかっていないのが問題です。
候補者の中で高市さんは積極財政と言われています。このような政策でなければ、国民は疲弊するばかりです。他の候補者が総理になっても、国民の暮らしは楽にならないでしょう。
国会議員のみなさまは、年収が3,000万円~4,000万円あるので、物価高でもお金に困ることはありません。国民の気持ちになって考えることなど不可能なのです。国民の考えと乖離していくのです。
原因その8『党としての体質』
党内で「発言がしやすい」「ダメなものはダメだと言える」「きちんと対応しようと言える」「意見を言える」ような環境が理想的なのですが、逆に、「発言がしづらい」「ダメだと思っていても逆らえない」「ダメだと言えない」「意見を言えない」ようならガバナンスが機能していない、機能不全に陥った状況です。
党として組織として、一番若い人でも党に対してダメなものはダメだと言える環境でなければなりません。
悪い風習・慣習をやり続けていてはダメなのです。党として体質改善を図り、ガバナンスを機能させなければなりません。
しっかりと党としての体質改善ができるような組織・体制作りが急務です。
臭いものに蓋をするようなことをしていては、自民党はチェンジすることは不可能です。
自民党は自民党議員や党員のためにあるのではなく未来の子供たちのためにあるのです。
おすすめ
おすすめをご紹介します。
独断と偏見で選んでいます。
以下、敬称は省略してお届けします。
上念 司『保守の本懐』
おすすめ 1
<著書累計100万部>
<YouTube登録者数64万人>
伝統と歴史を尊重しつつ、
漸進的な改革は肯定する思想――。日本においては神話の時代から続く万世一系の天皇と民の
関係、神道などに代表される独特の死生観など存在が、
歴史を通じた国民統合の象徴として重要視されます。
保守思想においては、このような伝統が単なる過去の遺物
ではなく、現代社会の安定の基盤ととらえる点がとても
重要です。(本書より)著者プロフィール
上念司
1969年、東京都生まれ。経済評論家。中央大学法学部法律学科卒業。 在学中は創立1901年の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、 臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監 査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。 2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一名誉教授に師事し、薫陶 を受ける。リフレ派の論客として、『経済で読み解く日本史 全6巻』(飛鳥新 社)、『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(講談社+α新書) など著書多数。テレビ、ラジオなどで活躍中。引用元:扶桑社公式サイト内『保守の本懐』
吉本 ばなな『幸せへのセンサー』
おすすめ 2
「幸せってそもそも何でしょう? 59年間生きてきてわかった、幸せっていうのは、つまりこういうことじゃないか。こういう考え方をしたら自分にとっての幸せがどういうものかわかってくるはず。ということを、お話ししてみます。」吉本ばなな
幸せはオーダーメイド。
いつでも、自分に合わせた形で取り出せる。・何が耐えられて、何が耐えられないか。自分の体のセンサーを信頼する
・周りに合わせながらも「自分は本当はこう思っている」ということはわかっておく
・普段は仮面をかぶって、自分らしさは家族や友人など少数の人に発揮する
・シュミレーション通りに行かないことを情熱を持ってどんどんやってみる
・誰と何をしたか、いちいち人に言わない。自分しか知らないことを作る
・弱っている時は、優しい言葉で話せる人、気持ちが安らぐ人と過ごす引用元:幻冬舎公式サイト内『幸せへのセンサー』
まとめ
政治好きのファイナンシャルプランナーの私が今更聞けない、どうしたの?『自民党のガバナンス崩壊・機能不全に至った原因8選』についてズバリお答えしました。
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