訪問販売・訪問セールスが自宅に来て、断れずに困ったことはございませんか?
私の家にも週に何度か来ます。
「みなさんは、どのようにして断っていますか?」
あの手この手を使っても、なかなか帰ってくれないときがあります。
そんなときに便利な方法です。
訪問販売・訪問セールスを断る10の方法【インターホン越しのケース】
今回は、インターホン越しのケースの断り方の方法ということでお話しをさせていただきます。
インターホン越し以外では、通用しない方法もございます。あくまでも、インターホン越しでの方法とお考えください。10の方法と最強で最高の方法、注意点などをお話しします。シチュエーションや相手にあった方法を選んで使用されることをおすすめします。
使用する相手によって、まったく効果を得られない場合もあるかと存じます。100%の断り方というのは、私自身も研究はいたしましたが、見出すことはできておりません。
訪問販売・セールスを断る10の方法と最強で最高の2つの方法(インターホン越しのケース)でございますが、使用される際には、効果がない場合もあるということをご理解の上、使用されることをおすすめします。今日の記事は、インターホン越しでの応対を想定しております。訪問販売員やセールスの人を断る場合は、絶対にドアを開けることなく、インターホン越しですべての対応を行うようにしてください。
1「ご用件に正確にご回答をさせていただくために、会話の内容はすべて録画(または録音)させていただきます」と、まずはじめに宣言する。
相手の立場になって考えてみましょう。
もし、自分自身が訪問販売員やセールスの人だとして、訪問先で録画をされたり、録音されたりするのは嫌ではないですか?
大抵の訪問販売員やセールスの人は真面目に取り組んでいると思いますので、悪意はないと思うのですが、録画するなんて言われると、怯みます。
録画も録音も一生残り続けます。警察に証拠として提出することもできますし、裁判の場合には、録画や録音は証拠となります。
相手が悪意のあるセールスや売り込みの場合の場合には、効果覿面です。このような人は、絶対に証拠が残るような行動をしませんので、悪質な行為に対しては、「録画(録音)」宣言はとても有効です。
宣言することが、威嚇にもなります。
手順をご説明します。まず、
「ご用件に正確にご回答をさせていただくために、会話の内容はすべて録画(または録音)させていただきます」
と言ってください。けっしてドアを開けないようにしてください。ドアを開けずに、そのまま、インターホン越しに、訪問販売員やセールスの人の「名前(フルネーム)」「会社名」「住所」「会社の電話番号」「相手の携帯電話番号」を正確に聞いてください。必ず、すべての項目を正確に聞くようにしてください。1つでも、
「ありません」
「わかりません」
「答えられない」
と言った場合は、その時点で、
「必要ございません。以後、二度とインターホンを鳴らしたり、敷地に侵入しないでください。お引き取りください」
とはっきりと伝えて、インターホンを切ってください。
相手がすべての項目を正確に答えたら、その上で、
「ご用件は?」
と用件を確認してください。自分にとって必要ない場合や不利益な情報の場合は、はっきりと
「必要ございません。以後、二度とインターホンを鳴らしたり、敷地に侵入しないでください。お引き取りください」
と言ってください。
シミュレーション
●質問した内容に、きちんと答えないケース
インターホンが鳴りましたら、インターホンの「通話」、または、「会話」のボタンを押してから、
家の中の人「ご用件に正確にご回答をさせていただくために、会話の内容はすべて録画(または録音)させていただきます」
セールスマン「はっ、はい……」
家の中の人「お名前をフルネームでお願いします」
セールスマン「〇〇□□と申します」
家の中の人「会社名を略称ではなく正式名称でお願いします」
セールスマン「〇〇〇〇株式会社です」
家の中の人「会社の住所を番地まで正確にお願いします」
セールスマン「えっ、答えられません」
家の中の人「それでしたら、必要ございません。以後、二度とインターホンを鳴らしたり、私の家の敷地に侵入しないでください。お引き取りください」
と伝え、インターホンを切る。
事前に会話を録画、または、録音していると伝えておりますので、相手もあまり不用意な行動に出ることはないと思います。訪問販売員やセールスは基本的に、録画や録音を恐れています。ですから、録画や録音という言葉を聞くと怯む人間も中にはいます。
もし、
「ご用件に正確にご回答をさせていただくために、会話の内容はすべて録画(または録音)させていただきます」
と言って、相手が
「それは困ります」
とか、
「嫌です」
と言った場合、
「それでしたら、必要ございません。以後、二度とインターホンを鳴らしたり、敷地に侵入しないでください。お引き取りください」
と言い、相手がそれに対して反論しようとしても、インターホンを切ってください。
こちらの言うことに答えられない方に、話を伺う必要がありません。毅然と対応してください。
●質問した内容に、きちんと答えたケース
インターホンが鳴りましたら、インターホンの「通話」、または、「会話」のボタンを押してから、
家の中の人「ご用件に正確にご回答をさせていただくために、会話の内容はすべて録画(または録音)させていただきます」
セールスマン「はっ、はい……」
家の中の人「お名前をフルネームでお願いします」
セールスマン「〇〇□□と申します」
家の中の人「会社名を略称ではなく正式名称でお願いします」
セールスマン「〇〇〇〇株式会社です」
家の中の人「会社の住所を番地まで正確にお願いします」
セールスマン「〇〇県〇〇市〇〇区〇〇です」
会社の電話番号や個人の携帯番号もきちんと答えたら、用件を伺いましょう。
家の中の人「ご用件は?」
セールスマン「〇〇〇〇の営業でお伺いいたしました」
家の中の人「それでしたら、必要ございません。申し訳ございませんが、お引き取りください」
と伝え、インターホンを切る。
2営業ですか?
訪問販売やセールスの最低限のルール
実際に営業なのに、それを偽ると法律に抵触する可能性があります。ですから、訪問販売員やセールの人は、正直に答える義務があるのです。もしご自宅に、訪問販売員やセールスの人が訪ねてきてインターホンを鳴らした場合、
まず、
「営業ですか?」
と聞いて、
「はい、営業です」
と相手が答えたら、
「必要ございません。お引き取りください」
と伝え、インターホンを切ってください。
シミュレーション
インターホンが鳴りましたら、インターホンの「通話」、または、「会話」のボタンを押してから、
家の中の人「どちらさまですか?」
セールスマン「〇〇商店の〇〇□□と申します」
家の中の人「営業や押し売りですか?」
セールスマン「えっ、はい、そうです」
家の中の人「それでしたら、必要ございません。申し訳ございませんが、お引き取りください」
と伝え、インターホンを切る。
これはあくまでも、すべてのセールスや営業を断るための方法です。すべて断る必要はない場合や、ある程度の営業・セールスは受け入れたい場合は、この方法は使用しない方が良いでしょう。
3同じ商売だという
同業のふりをする
訪問販売員やセールスの人に対して、
「同業です」
と答えると、さすがに、同業の人に営業したり、セールスしたりする人は皆無に等しいです。理由は、同業の人にセールスしても時間の無駄だからです。訪問販売員もセールスの人も駄目なら他をあたりたいのです。
例えば、相手が新聞の勧誘の場合、
「〇〇新聞です」
と相手が言った場合、
「私は新聞専売所経営をしています」
という。
いくら嘘だと思っても、同業の場合、そこから踏み込んで聞いてくるような人は少ないです。
もし、相手が突っ込んで聞いてきても、それについて回答せずに、
「新聞専売所なので、必要ございません」
と言ってインターホンを切ってください。
シミュレーション
インターホンが鳴りましたら、インターホンの「通話」、または、「会話」のボタンを押してから、
家の中の人「どちらさまですか?」
セールスマン「私は、〇〇商店の〇〇□□と申します。今日は〇〇の件でお伺いしました」
家の中の人「私は、同業の□□商店です」
セールスマン「えっ、そうなんですか」
家の中の人「我が家には必要ございません。大変申し訳ございませんが、お引き取りください」
と伝え、インターホンを切る。
相手が何を言っても、同業なので必要ないことを繰り返して言う。それに徹してください。
4歌を歌う
訪問販売員やセールスの人を断る方法として、相手の話をまったく聞かずに歌を歌うという方法がございます。ミュージックプレイヤーやテレビなどで好きな曲をかけて、その曲を全力で歌ってみてはどうでしょうか?フルコーラスですと、通常、2~4分程度必要です。それを黙って聞いてくれる訪問販売員やセールスの人がいるでしょうか?相手の言うことをまったく聞かずに、歌に集中して歌うと、訪問販売員やセールスの人もいつの間にか立ち去っていると思います。もし、歌い終わってから、相手が何かインターホン越しに言っていたら、2曲目を歌うと良いでしょう。
相手の話を聞かない為、騙されることもございません。歌を歌うことでストレス解消にもなり、訪問販売員やセールスの人もいずれ立ち去ります。
1点は、インターホン越しですので、歌が外に漏れます。全力で歌えば歌うほど、近隣の方ご自宅のインターホンを通じて外に向けて歌を発信することになります。近隣の方のご迷惑となる場合もございますし、恥ずかしい思いをすることになるかもしれません。場合によっては、相手が録音したりすることもあるかもしれません。それでも、歌を歌うことが良い方法と思われるなら、1つの策ではあると思います。
もう1点、歌の歌詞にはくれぐれもご注意ください。例えば、「了解」「OK」「契約します」など、相手の言うことに「了解」「OK」「契約します」などの言葉を言うことで、相手の言うことを認めたり、承諾したと、相手に取られるケースがございます。歌の歌詞に、そのような文言がないことを事前に確認しておく必要がございます。
一番よいのは、外国語で歌ったり、独自で考えた言語で歌うのが良いと思います。それでも、歌詞には気をつける必要がございます。
注意点を守り、歌を歌えば、ほとんどの場合、諦めて立ち去ると思います。
5液晶モニター付きのインターホンの場合は、身分証明書を提示させる
液晶モニター付きのインターホンの場合は、多くは録画機能がございますので、録画ボタンを押してから、身分証明書をわかるように提示させてみてください。まともな訪問販売員やセールスの人なら、会社の身分証を携帯しています。会社の身分証を提示したら、次に、本人確認を行うために、運転免許証や健康保険証を提示させます。会社の身分証と、本人確認の身分証を確認したら、用件を聞いて、必要がなければ、「必要ございません。お引き取りください」とはっきり断ってください。
一番最初にご紹介した方法の「ご用件に正確にご回答をさせていただくために、会話の内容はすべて録画(または録音)させていただきます」と、まずはじめに宣言するという方法と併用して使用するのも良いと思います。
6自分の話をして相手の話はいっさい聞かない
訪問販売員やセールスの人の話をいっさい聞かずに、自分の話に徹する方法です。自分の好きな話というよりは、まったくのデタラメ、嘘八百、無茶苦茶な作り話が良いと思います。相手の反応や相槌などを気にすることなく、ずっと話し続ける。
歌を歌う時と同様で、話の中に、例えば、「了解」「OK」「契約します」など、相手の言うことに「了解」「OK」「契約します」などの言葉を言うことで、あいての言うことを認めたり、承諾したと、相手に取られるケースがございます。お話しする内容の中に、そのような内容がないことを事前に確認しておく必要がございます。
一番よいのは、外国語で話したり、独自で考えた言語で話したりするのが良いと思います。それでも、内容には気をつける必要がございます。
7「お話しをお伺いしてもよろしいのですが、紹介状が必要です」
紹介状をお願いします
訪問販売員やセールスの人に対して、
「お話しをお伺いしてもよろしいのですが、〇〇さんの紹介状が必要です」
と伝えてください。
〇〇の部分には、実在しなさそうな名前が良いでしょう。近隣の住民の中に絶対にいらっしゃらないような名前です。
苗苗字名前名前
なんていかがでしょうか。
苗苗字(みょうみょうじ)が苗字、名前名前(なまえなまえ)が名前です。
このように、完璧に実在しないような名前が良いと思います。
芝居するつもりで役になりきらないと上手に断ることができません。
対応の仕方 〇〇さんバージョン
訪問販売員やセールスの人に対して、
「お話しをお伺いしてもよろしいのですが、〇〇さんの紹介状が必要です」
相手が
「〇〇さんってどなたですか?」
と聞いてきても、
「それは、〇〇さんの個人情報ですので、お伝えできません。〇〇さんの紹介状をもって来ていただかないと、お話しを伺うことができません。では失礼します」
と言い、インターホンを切ってください。
対応の仕方 苗苗字名前名前バージョン
訪問販売員やセールスの人に対して、
「お話しをお伺いしてもよろしいのですが、苗苗字名前名前さんの紹介状が必要です」
「……」
相手は、名前の部分に理解できず言葉がでない。
「お話しをお伺いしてもよろしいのですが、苗苗字名前名前さんの紹介状が必要です」
と、もう一度言う。
「苗苗字名前名前さんってどなたですか?」
と聞いてきても、
「それは、苗苗字名前名前さんの個人情報ですので、お伝えできません。苗苗字名前名前さんから紹介状をもって来ていただかないと、お話しを伺うことができません。では失礼します」
と言い、インターホンを切ってください。
シミュレーション
インターホンが鳴りましたら、インターホンの「通話」、または、「会話」のボタンを押してから、
家の中の人「今日はお越しくださいましてありがとうございます。お話しをお伺いしてもよろしいのですが、〇〇□□さんの紹介状がなければ、我が家では、いっさいお話しをお伺いすることができません」
セールスマン「〇〇□□さんってどなたですか?」
家の中の人「それは、〇〇□□さんの個人情報ですので、お伝えできません。〇〇□□さんの紹介状をもって来ていただかないと、お話しを伺うことができないのでございます。大変申し訳ございませんが、お引き取りください」
と伝え、インターホンを切る。
最後まで役に徹することが大切です。役者になった気持ちで頑張ってください。
8子供(幼児)のふりをする
もし、声がお若い場合や、子供(幼児)の声ができるなら、子供のふりをするのが一番です。訪問販売員やセールスの人は、子供だとわかったらセールスすることはできません。万が一、子供に物を売りつけるような行為をした場合、法律に抵触します。
最後まで幼児になりきることが大切です。役者になった気持ちで頑張ってください。
9家事代行者、使用人のふりをする
家事代行者や使用人を雇っていなくても、家政婦や使用人のふりをすると、訪問販売員やセールスの人は、必ずあきらめて帰ります。
子供のふりをすると同じように、最後まで家事代行者や使用人になりきることが大切です。役者になった気持ちで頑張ってください。
10丁寧に断る
丁寧に応対する
訪問販売員やセールスの人も、大半の人は仕事として真面目に取り組んでいるのです。中には、悪質な人や悪徳な業者もいますが、そんな人ばかりではありませんので、優しく丁寧に断ることも大切ではないでしょうか。
「今日は、お越しくださいまして本当にありがとうございます。せっかくお越しくださいましたのに、大変心苦しいのですが、お伺いしたご案件に関しましては、我が家には必要ないことでございますので、お断りさせていただきます。大変申し訳ございませんが、お引き取りください。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます」
のように、とにかくひたすら丁寧に断り、インターホンを切る。
シミュレーション
インターホンが鳴りましたら、インターホンの「通話」、または、「会話」のボタンを押してから、
セールスマン「〇〇□□会社の〇〇□□と申します。今日は〇〇の営業に参りました」
家の中の人「今日は、お忙しい中、お越しくださいまして本当にありがとうございます。せっかくお越しくださいましたのに、大変心苦しいのですが、お伺いしたご案件に関しましては、我が家には必要ないことでございますので、お断りさせていただきます。大変申し訳ございませんが、お引き取りください。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます」
と伝え、インターホンを切る。
最強で最高の方法【インターホン越しのケース】
訪問販売・訪問セールスを断る10の方法をご紹介させていただきましたが、+最強で最高の方法というタイトルだったと思います。その最強で最高の方法を2つお話しさせていただきます。
1無視
インターホンにでたからといって、必ずしも話をする必要はありません。
そんな義務はありません。興味のない事や必要ない話の場合、その時点で、会話をすることをやめて、無視してください。
とにかく、何も答えず、言わなければ、相手はそれ以上何も言えません。
訪問販売員もセールスの人も、物を売りに来たり、契約しに来たりというのが目的です。
何も答えてくれない人や、無視する人には、何も言えませんし、契約することもできません。何も言わない人に対しては、それ以上言うことは控えます。時間の無題になるため、大抵の訪問販売員もセールスの人は、そのような場合、次の目的の場所(次の家)に向かいます。
以前、私の友人から、「断れない」と相談を受けたとき、友人は訪問販売員やセールスの人が話している時に、インターホンを切ることができないと私に言いました。もし、そのような場合、インターホンを切らずに、そのまま放置して、その場から離れてみてください。訪問販売員やセールスの人も、相手のリアクションがない場合は、そのうち立ち去ります。インターホンを切ることができない場合は、インターホンを放置することも一つの対応策です。
2居留守
私が一番おすすめする方法は、居留守を使うことです。
断るというのとは、少し趣旨が異なるかもしれません。これまでご紹介した方法は相手に向き合いながら断る方法をご紹介いたしましたが、居留守というのは、相手に向き合うことをいたしません。ですので、断り方というよりも、回避策という方が正しいのでしょうか。
ともかく方法をご説明します。
液晶モニター付きのインターホンの場合、モニターに、相手の顔が映ります。通常の液晶モニター付きのインターホンは、映像が映り始めると録画されるようになっています。
モニターに映像が映ったら、その映像で、訪問販売員もセールスの人かを判断し、話す必要のない相手なら、居留守で対応をすればいいと思います。
液晶モニター付きのインターホンの場合、訪問者も押しボタンの近くにカメラが付いているのがわかるため、何度も何度もインターホンを押すことはあまりございません。押しても、せいぜい2回です。録画されているのがわかっていますので、あまり、不用意に押すことはないです。
液晶モニター付きのインターホンでない場合は、何度か押される可能性があります。3、4回は覚悟した方がいいかもしれません。
カメラ付きか、そうでないかは、インターホンを見ればすぐ分かりますので、カメラ付きのインターホン(テレビドアホン)でない場合は、カメラ付きのインターホン(テレビドアホン)にすることで、ある程度訪問販売員もセールスの人を抑制できますし、たとえ、訪ねてこられても、居留守も使えるし、録画もできますし、無視することもできます。カメラ付きでない場合は、カメラ付きのインターホン(テレビドアホン)にされると良いと思います。
居留守というのは、断っているわけではありませんので、場合によっては、また、訪ねてくる可能性がございます。それが嫌な場合は、居留守は不向きな断り方です。
良くない方法(おすすめできない方法)
「結構です」
「結構です」という言い方は、「肯定」のケースと「否定」のケースの2つの意味を含んでいます。
肯定の場合、
「私の日報はこれでいいですか?」
「はい、結構です」
否定の場合、
「これ、買ってくださいませんか?」
「いいえ、結構です」
の2つがあります。
「忙しいから」
「忙しいから」と言ってしまうと、訪問販売員もセールスの人は、今は忙しいので、時間をずらせば話を聞いてもらえる可能性があると都合よく解釈されることも想定できますので、「忙しいから」「今はちょっと」などという表現も避けるべき文言です。
「私では決めることができない」
「私では決めることができない」とか、「私にはそのような権利がない」と言ってしまいますと、訪問販売員もセールスの人は、決めることができる方と交渉すれば何とかなると都合よく解釈されることも想定できますので、「私では決めることができない」「私にはそのような権利がない」などという表現も避けるべき文言です。
あいまいに断ることは無駄以外の何ものではない
あいまいに断ると言うことは、訪問販売員もセールスの人は、優柔不断、気が弱い、押しに弱いと思うかもしれません。あいまいに断り、その場をしのいだとしても、訪問販売員もセールスの人は、後日、また訪れるでしょう。あいまいに断るぐらいなら、無視するか、居留守を使った方がいいでしょう。
必要ないなら「必要ない」とはっきりと言うことが大切です。
悪質な場合、不法侵入した場合は、ただちに警察を呼んでください。
くれぐれも、
勝手に訪ねてきたのだから、
「どれだけきつい言い方をしてもいい」
とか、アポなしだから、
「酷い言い方をしてもいい」
とか、仕事中に来たのだから、
「懲らしめてやろう」
などとお考えにならないようにしてください。
絶対に感情的になるのはよくありません。
訪問販売員やセールスの人も、明日はあなたさまのお客様となるケースもございまし、訪問販売員やセールスの人のご家族や友人の方があなたさまのお客様や友人や知人となることもあるのです。
そのとき、感情的になったばかりに訪問販売員やセールスの人やその向こう側にいる多くの方を傷つけることになっても困ります。
感情的になるよりも冷静に対応をされることを強くおすすめいたします。
まとめ
私は、どの方法を利用しているかと申しますと、もちろん最強で最高の方法でご説明した「居留守」を使用しています。
なぜ、居留守を使用しているかと申しますと、これが一番無駄なエネルギーを使うことなく、断ることができるからです。
そして、訪問販売員やセールスの人を傷つけることもございませんし、不快な印象を与えることもありませんので、逆恨みされることもないです。訪問販売員やセールスの人の中のほとんどの人は、仕事として真面目に取り組まれているのだと思うのです。
一部の方は、悪質な方法の方もいますが、ほとんどは、生活の為に頑張っていらっしゃると思いますので、あまり、強い断り方をいたしますと、訪問販売員もセールスの人を傷つけたり、恨みを買うようなことにもなっては困りますので、あまり関わらない方法として、居留守というのが最強で最高だと思っています。しかしながら、すべての訪問販売員やセールスの人に効果があるわけではございません。100%の方法というのもございません。シチュエーションや相手によって、方法を選んで使用したり、場合によっては、2つの方法を組み合わせたり、3つの方法を組み合わせたりされるのも良いのではないでしょうか。まったく相手に通用しない場合もあるということを理解した上でご使用ください。もし、今回ご紹介した方法よりも、もっと効果のある方法が見つかりましたらご連絡ください。私もぜひ利用させていただこうと思います。
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