今日は、日本の会社の悪しき習慣シリーズです。
第2回目 終業時間を守れないと感じる日本って、どうなの?
今日は、時間管理(タイムマネジメント)についてお話しします。
今日は、始業時間に厳しいのに終業時間を守れないについてお話しします。
時間管理(タイムマネジメント)について考える。『あなたは、終業時間にきちんと仕事を終えることができていますか?』【日本の会社の悪しき習慣 第2回目 『終業時間を守れないと感じる日本って、どうなの?』】
時間管理(タイムマネジメント)について考える。
元人事担当で、現ファイナンシャルプランナーの私だから言えること。
『あなたは、終業時間にきちんと仕事を終えることができていますか?』
日本の会社の悪しき習慣 第2回目 『終業時間を守れないと感じる日本って、どうなの?』
日本人は、時間にとても厳しいと思っている方もいると思いますが、本当に日本人は、時間に厳しいのでしょうか?
実は、そんなことはないのです。
私の友人のアメリカ人に以前、次のようなことを言われました。
「日本人は始業時間に厳しいけれど、どうして、終業時間は守れないの?」
始業時間に厳しいのに、なんで、終業時間はルーズなの?
こんな質問を受けたことがことがあります。
実際はアメリカ人の友人に英語で質問を受けたのですが、けっこうキツメの言い方だったので、やさしい日本語に変えてお届けしています。
正直、この質問をされたとき、私は驚きと恥ずかしさが綯い交ぜになりました。
なぜなら、日本人の悪しき習慣の本質を突いた質問だったからです。芯食っていると感じました。
私自信、会社員時代、終業時間通りに仕事を終えたことはまったくないわけではないのですが、圧倒的に残業した日の方が多いし、フリーランスになってからも、始業時間は定時で始めていたのですが、終業時間はルーズにしていた時期があります。
正直、この質問は、目が覚めたきっかけになった出来事でした。
それ以来、私は働き方改革をするようになって、夕方には仕事を完全に終えるようにしました。
あなたの会社は終業時間にきちんと仕事を終えることができていますか?
あなたの会社は終業時間に仕事を終えることができていますか?
先程の私の友人の質問は、実は、日本の会社の悪しき習慣の本質を突いているついている、芯食っている問いかけなんです。
「始業時間だけ厳しいなんて、ヘンですよね!」
ヘンだと感じないなら、日本の悪しき習慣に完全に飲まれているのだと思います。
始業時間を厳しくしたいなら、せめて、終業時間も厳しくするべきです。
つまり、朝8時出社なら、夕方5時退社を守るべきなのです。
そうしなければ、辻褄のあわない、理不尽な社会人生活、会社員生活をずっと送ることになります。
なぜ、終業時間に仕事を終えることができないのか?
終業時間に仕事を終えることができない理由は?
とても簡単です。
タイムマネジメント(時間管理)ができないから、ないしは、能力が欠如している(スキル不足)からです。
タイムマネジメントができると、セルフマネジメントもできるようになります。
セルフマネジメントができない人はタイムマネジメントもできないケースが多いのです。
自分のスキルが不足している場合も考えられるでしょう。
どうすれば、終業時間に仕事を終えることができるのか【終業時間に仕事を終えることができるようにする5つの方法】
終業時間に仕事を終えることができるようにする5つの方法とは。
1 やるべき事(タスク)をすべて洗いだす
これから何をするのか。
今後何をすべきなのか。
やること(タスク)をすべて洗いだしを行う。
できるかぎり、細かく洗いだしすることが重要です。
2 優先順位を決める
優先順位を決めることが重要です。
毎朝、仕事の優先順位を決め、今日やること、明日でも良いことなど、優先順位を決める。
1日の中でも、優先順位を細分化する。
3 細分化したものを時間設定する
1日の仕事を細分化したら、1つ1つに時間設定をする。
必ず、時間内でそのことを終えるようにする。
タイムマネジメントができるようになれば、必ず、定時(終業時間)で仕事を終えることができるようになります。
4 効率化を図る
いくら時間設定して、ただ、ダラダラと仕事をしていても、時間内に終えることはできません。
どうすれば、効率が良いのか?
どうすれば、最短で仕事を終えることができるのか?
これらを常に考えながら、取り組むことです。
5 1時間は空けておく
夕方5時が終業時間なら、必ず、夕方4時から1時間は空けておく、夕方6時が終業時間なら、必ず、夕方5時から1時間は空けるておくようにしましょう。
ようするに、終業時間手前の1時間を空けておくのです。
この時間は、フリータイムとして開けておく、何かあったときは、時間をずらしたり、変更して、機転を利かして1日の仕事を進めるようにしましょう。
何もなく1日の仕事を予定通り終えたら、今日の仕事を振り返り、もっと効率よくできないか考えてみましょう。
間違っても、翌日の予定を前倒ししたり、むりやり仕事をこしらえて仕事をしないようにしましょう。
それこそが、悪しき習慣です。
時間管理(タイムマネジメント)、働き方、仕事に関する書籍の中でおすすめの本ランキングベスト30【2018年9月版】
今日は、時間管理(タイムマネジメント)、働き方、仕事に関する書籍の中でおすすめの本をランキング形式でご紹介します。