芸能人の方の中には、別居婚の夫婦もいらっしゃいますが、実際にはどうでしょうか?
私の友人は別居婚の夫婦がいます。
私は、独身ですが、結婚するときは、同居婚でも、別居婚でも良いと思っています。
夫婦にはそれぞれ考え方があります。
最善の方法で夫婦関係を維持できれば良いのではないでしょうか。
今日は、別居婚のお話しです。
別居婚って、何?別居婚のメリットやデメリットについて。あなたは、その時、同居婚を選択しますか?それとも、別居婚を選択しますか?【私は別居婚という選択肢もありだと考えている】
あなたは、別居婚って、ご存知ですか?
別居婚といえば、私の中では、芸能人で先日、お亡くなりになられた樹木希林さんが頭に浮かびます。
別居婚とは、入籍した夫婦が、同居せずに生活を送ること、または、同居していたがその後別居することです。
私の友人にも、別居婚の夫婦がいますが、とても仲が良く、幸せに暮らしています。
夫婦というのは、他人にはわからない絆があり、その絆は、同居でも、別居でも深い絆でつながることは可能だと思います。
『あなたは、その時、同居婚を選択しますか?それとも、別居婚を選択しますか?』
私は別居婚という選択肢もありだと考えています。
お互いがそれでよければ、別居婚で幸せに暮らしたいです。
ご注意
この記事は2018年9月22日に書いたものです。それ以降、法律や条例などが変わっている場合もあります。
別居婚には次のようなケースがあります
別居婚には次のようなケースがあります。
- 近所に住むケース
- 勤務先が異なりやむを得ず別々に生活しているケース
- パートナーが転勤したケース
いずれも、別居しながら、夫婦生活をしていることです。
例えば、週末に会ったり、毎日夕飯は一緒に食べる、ゴルフのときは必ず一緒など、別居婚というのは、ただ別居しているのではなく、別居しながら、夫婦生活を育んでいることだと思います。
私の友人は、毎週末会って、旅行に出かけたり、映画を観たり、ドライブをしたり、恋人同士のような関係を維持した夫婦です。
たまに夫婦で我が家に遊びにきて、私と私の家族と共に食事をすることがあります。友人の奥さんは、私の母と料理を作ったり、後片付けをしたり、編み物をしたり、優しくてとても気立ての良い方です。
私は、そんな友人夫婦をとても羨ましく思います。
別居婚のメリットとデメリット
別居婚のメリットとデメリットについて。
別居婚のメリット
別居婚のメリットは次の通りです。
- いつまでも恋人同士のような関係でいられる
- 束縛されない
- 干渉されない
- パートナーの価値観にしばられることがない
- 気軽
- 自由
- 仕事、遊び、趣味に専念できる
私の友人は、いつまでも恋太同士のような関係です。おそらく、同居婚では、そのようなフレッシュな気持ちを維持するのは、難しいと思います。
夫婦間で束縛を受けたり、干渉されたり、価値観に縛られたりというのがなく、自由で気軽に生活でき、仕事や遊びや趣味に専念できます。
別居婚のデメリット
別居婚のデメリットは次の通りです。
- 夫婦関係を築けない(いつまでも、恋人のような気分が抜けない)
- 別居している分、費用がかかる
- 相手が何をしているのかわからない(把握しづらい)
- 浮気をされても気付かない(気付くことができない)
- 子供がいる場合は、子供に淋しい思いをさせる
- 親族に理解してもらえない
- 他人に理解してもらえない
別居婚というのは、二重生活となるため、住まいを買うにしても借りるにしても、その分費用がかかり、光熱費や食費などもかかり、同居婚よりも、別居婚は費用が嵩みます。
相手が今、どこで、何をしているのか把握しづらいため、浮気されても気付くことができない場合があります。
お子さんがいる家庭では、お子さんは淋しい思いをするでしょう。
親族や友人に話しても、すぐには理解してもらえなかったり、やめるように諭されることもあるでしょう。
法律についてはどうなのか?
法律についてはどうなのか?
日本の法律では、民法 第752条に次のようにかかれています。
民法 第752条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。
つまり、この法律では同居ありきということです。
しかし、ご安心ください。
この法律が作られたのは、ずいぶん前の話であり、その頃の日本と、今の日本は違います。
この法律に反しているからといって、罰則や強制力は、現段階ではありません。
私は、夫婦で考えた末、互いの同意がある別居婚なら問題ないと思います。ただ、夫婦のどちらから一方が別居婚を望まないなら、それは、別居婚とは言えず、単なる別居状態、ないしは、婚姻関係が破綻している状態であると言えます。
現状の法律では、別居婚は考慮されていない法律になっていることは確かです。
私は法律の専門家ではありません。別居婚の方が離婚した場合や慰謝料や財産分与となった場合などにおいて、法律の面でどのような問題が生じるのかも考えておいた方が良いでしょう。
私は、現代日本のライフスタイルにあった法律であるべきだと思います。
この民法第752条においては、別居婚のことをまったく考えていない法律のため、民法第752条には、『但し書き』や『補足』などを追加し、場合によっては『別居婚もあり』とするべきだと私は考えています。
私が、今後結婚して、別居婚を選択する際に、民法第752条『夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。』とあっても、自分が進むべき道が、別居婚であれば、夫婦で検討して、別居婚を選択すると思います。
ただし、難題もあるでしょうし、困難もあるでしょう。それでも、お互いで乗り越えていく自身があれば、私は別居婚でも構わないです。
でも、私の親を説得するのには時間がかかると思います。
もしかすると、理解してもらえない可能性もあるでしょう。
まとめ
同居でも別居でも夫婦が、最善の方法を考えることが重要です。
友人や知人に簡単には理解してもらえなかったり、会社の人に理解してもらえないこともあります。他人に言われるからとか、親族に言われるからではなく、一番大事なのは、お互いの気持ちです。
別居婚というのは、一見すると、メリットがあり、とても気楽で楽しそうなイメージを持たれることはあるようですが、デメリットもあります。
大変な部分もたくさんあり、金銭的な負担もかかりますし、将来のこともあるわけです。
今だけを考えるのではなく、夫婦なのですから、将来や老後のことまで見据えて考えるべきです。
そのあたりは、二人でしっかりと話し合いをされてから決められた方が良いと思います。