池田 雅之『小泉八雲 今、日本人に伝えたいこと』
おすすめ 11
2025年度の連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公小泉セツの夫・小泉八雲について、セツとの関係や作品のルーツとなる生涯を辿る。
二一世紀においてふたたび注目されはじめた小泉八雲。夏目漱石との共通性や欧米人による八雲評価のほか、八雲文学の源流、妻セツとの関係について読み解いていく。
ギリシャ、アイルランド、アメリカを経て、辿り着いた日本で見つけた理想的世界とは何だったのか。
「一周遅れのトップランナー」が夢想した日本文化と、異文化理解のあり方や視点を見直す。引用元:平凡社公式サイト内『小泉八雲 今、日本人に伝えたいこと』
小泉 八雲 (著)、保永 貞夫 (翻訳)、黒井 健 (絵)『耳なし芳一・雪女 新装版-八雲 怪談傑作集-』
おすすめ 12

西洋人ラフカディオ=ハーンが魅せられた、日本に伝わるこわい話、ふしぎな話。工夫をこらして物語にした代表作20話を美しい訳で。表題の『耳なし芳一』や『雪女』をはじめ、のっぺらぼう、ろくろ首など、今も読みつがれている小泉八雲の怪談・奇談20話を収録。巻末の訳者解説で、小泉八雲の数奇な生涯も紹介。
琵琶を弾きながら、源平の物語をみごとに語る芳一は、平家の怨霊にとりつかれてしまいます。芳一を守るため、おしょうは芳一の体じゅうにお経を書きますが、両耳だけ書き落としてしまい……。(『耳なし芳一』)
表題の『耳なし芳一』や『雪女』をはじめ、のっぺらぼう、ろくろ首など、今も読みつがれている小泉八雲の怪談・奇談20話を美しい日本語訳で。人気絵本作家・黒井健による、29点の情緒あふれる挿絵もお楽しみください。
巻末では、訳者による解説「西洋の心、日本の心 -小泉八雲のたどった道ー」で、いまも愛され続けている作家・八雲の数奇な生涯を紹介しています。
<日本の名作 小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>
著者紹介
著: 小泉 八雲(コイズミ ヤクモ)
(1850年-1904年)ギリシア生まれ。作家。ラフカディオ=ハーン。1869年アメリカへ渡り、新聞記者に。ハーパー社の通信員として、1890年4月4日来日。島根県松江尋常中学校へ英語教師として赴任。1890年12月、小泉節子と結婚、日本に帰化し、小泉八雲と名をあらためた。節子夫人から聞く日本につたわる話を集め、工夫をこらして物語にし、『Kotto(骨董)』『kwaidan(怪談)』などの本にまとめた。
訳: 保永 貞夫(ヤスナガ サダオ)
(1919年-1998年)東京生まれ。佐藤一英、那須辰造に師事し、アテネ=フランセに学ぶ。
絵: 黒井 健(クロイ ケン)
1947年、新潟生まれ。画家。絵本作家。新潟大学教育学部美術科卒業。幼児絵本の編集者を経て、絵本作家になる。手がけた作品に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』ほか多数。
引用元:講談社(KODANSHA)公式サイト内『耳なし芳一・雪女 新装版-八雲 怪談傑作集-』
筑摩書房編集部 (著)『ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉小泉八雲』
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日本を見つめる西洋の眼差し
明治時代、日本に魅せられ日本人となった西洋人がいた。「怪談」の作者にして西洋への日本文化の紹介者、ラフカディオ・ハーンの生涯を描く。解説 赤坂憲雄
帰るべき故郷のない男が、世界各地を転々とした末に遠く異国の地に見出した安らぎとは?
引用元:筑摩書房公式サイト内『ちくま評伝シリーズ〈ポルトレ〉小泉八雲』
小泉 八雲 (著)、和田 久實 (監修、翻訳)『小泉八雲 日本の心』
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[内容]
【新訳】これまで一度も訳されたことのない作品も収録明治37年に小泉八雲は亡くなりました。
今年は没後120年に当たります。
八雲が亡くなった年は、日露戦争が始まった年でもあります。それ以降の日本は、八雲が愛した多くのものを消し去って行きました。八雲が愛した日本の心とは何だったのか?
無くしてしまった大事なものとは何なのか?
この本を読めば、それが分かります。八雲の死後の妻セツの暮らしぶりや、葬られた墓のことなど、巻末の年譜で紹介しています。
[著者略歴]
和田久實(監訳)
コロンビア大学大学院修士課程修了(英語教授法専攻)。
英語個人塾「リセEPL」主催の傍ら、塾生と共に、小泉八雲作品の翻訳を手掛ける。引用元:彩図社公式サイト内『小泉八雲 日本の心』
高瀬 彰典『小泉八雲の日本研究』
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-ハーン文学と神仏の世界-
ヨーロッパを転々とした不遇な幼少年期。単身で渡米後は、孤独と極貧の中で努力を続けたラフカディオ・ハーン(帰化名:小泉八雲)。苦難続きであった西洋社会から脱して、東洋世界を志向する彼の異文化探訪は、マイノリティに対する心からの共感といった、アメリカ時代の取材態度にも表れていた。
そして、そんな異文化理解の作家としての円熟期は、彼の来日後に訪れたといえよう。来日後すぐに、英語教師として神道の発祥地出雲に赴任したことは、ハーンの日本研究を深める大きな動因となった。
神道の霊魂偏在や仏教の輪廻転生が矛盾なく同居する、日本独自の神仏混淆の世界の諸相をつぶさに観察し、庶民の素朴な信仰と質素な生活に接することによって、彼自身の人間観や世界観は大きく変化していったのである。
14年間に及ぶ日本体験から積み上げていったハーンの日本研究。
文学と哲学と宗教が溶け合う、彼独自の世界観が描かれた作品から、神仏の国、日本を考える。
付録として、本書内に登場したハーン作品を英文で掲載。引用元:ふくろう出版公式サイト内『小泉八雲の日本研究』
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