訃報、サッカージャーナリストでスポーツライターでスポーツ記者の賀川浩さんが逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
賀川浩さんについて、著書などをご紹介します。
『サッカージャーナリストでスポーツ記者の賀川浩さんが逝去されました。
2024年12月5日、サッカージャーナリストでスポーツ記者の賀川浩さんが逝去されたという訃報がありました。
産経新聞社時代は、スポーツ記者やスポーツ編集局長などを担当され、フリーランスになられてからは主にサッカージャーナリストとしてご活躍されました。
スポーツが好きなら賀川浩さんの記事や対談は一度は目にしたり、読んだりされたことがあると思います。
WOWOWだったと思うのですが、賀川浩さんと宮本恒靖さんが、バルセロナ vs レアル・マドリードの伝統の一戦について対談されたことを覚えています。
素敵な番組や記事をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
賀川浩さんについて
1924年兵庫県生まれ
スポーツ記者
サッカージャーナリスト
2010年第7回日本サッカー殿堂入り
2015年に国際サッカー連盟(FIFA)会長賞受賞
賀川浩さんの著書や関連書籍の中で おすすめ 作品 4選
賀川浩さんの著書や関連書籍の中で私が好きなおすすめの作品4選をご紹介します。
独断と偏見で4作品を選んでいます。ランキングではありません。予めご了承ください。
以下、敬称は省略してお届けします。
賀川 浩『このくにのサッカー』
おすすめ 1
92歳の現役最年長スポーツライターを前に、日本サッカー界の重要人物たちが胸襟を開く。サッカーの歴史と未来を考える奇跡の対談集。対談参加者:岡田武史(FC今治代表、元日本代表監督)、川淵三郎(Jリーグ初代チェアマン)、櫻井嘉人(名古屋オーシャンズ代表)、釜本邦茂(メキシコオリンピック得点王)、澤穂希(元なでしこジャパン)、セルジオ越後(サッカー解説者)、黑田和生(台湾代表監督、滝川二高元監督)、加藤寛(日本クラブユースサッカー連盟会長)、佐々木則夫(なでしこジャパン前監督)、加茂建(加茂商事代表取締役)、岸本健(フォート・キシモト創業者)、石井幹子(照明デザイナー、ベルリン五輪サッカー日本代表主将・竹内悌三息女)、岡野俊一郎(第9代日本サッカー協会会長)、デットマール・クラマー(元日本代表コーチ)。
引用元:苦楽堂公式サイト内『このくにのサッカー』
賀川 浩『90歳の昔話ではない。 古今東西サッカークロニクル』
おすすめ 2
賀川浩『サッカー日本代表世界への挑戦 1936-2002』
おすすめ 3
竹之内響介、監修:賀川浩『ベルリンの奇跡 日本サッカー煌きの一瞬』
おすすめ 4
1936年のベルリンオリンピックでの1勝は
日本サッカー進撃の合図のはずだったのだが……
1936年のベルリン大会でオリンピックに初参加したサッカー日本代表は、優勝候補のスウェーデンを破り、ヨーロッパ中を驚かせた。「ベルリンの奇跡」と呼ばれる伝説の戦いだ。だが、四年後に予定されていた東京五輪は第二次世界大戦のため中止となり、代表選手四人も戦禍に巻き込まれ死亡した。人材を失った日本サッカー界は戦後、長く低迷を続けることになる。
チームの主将・竹内悌三氏もシベリアに抑留され、再び日本の土を踏むことはなかった。その娘、東京タワーのライトアップなどで知られる著名な照明デザイナーの石井幹子さんは2011年、父も訪れたベルリン・ブランデンブルグ門を日独交流150周年記念イベントとして光の映像で包んだ。テーマは「平和」。偶然で片づけられない運命の糸で結ばれていた父娘も、もう一つの奇跡だ。
本書は「ベルリンの奇跡」に至るまでの道のりや時代背景、選手の特性、周到な戦術、貴重な証言、試合経過などの事実を積み上げ、奇跡ではなく、勝つべくして勝ったのだと記す。さらに竹内悌三と娘の時を超えた邂逅を描くことで、平和であってこそのサッカー、スポーツ、そしてオリンピックなのだと訴える。
監修は日本人で初めて国際サッカー連盟会長賞を受賞したサッカージャーナリスト・賀川浩氏。引用元:東京新聞出版局公式サイト内『ベルリンの奇跡 日本サッカー煌きの一瞬』
まとめ
以上、2024年12月5日、サッカージャーナリストでスポーツ記者の賀川浩さんが逝去されたことについてお話しました。
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