FIFAワールドカップ2026 アジア最終予選 2024年10月15日 日本代表 vs オーストラリア代表の結果と総括です。

FIFAワールドカップ2026 アジア最終予選 2024年10月15日 日本代表 vs オーストラリア代表
FIFAワールドカップ2026 アジア最終予選 2024年10月15日 日本代表 vs オーストラリア代表の試合が終わりましたので、結果と総括をします。
あくまでもサッカー好き、日本代表ファンの私が考えた独断と偏見ですので、予めご了承ください。
前半【スタメン、フォーメーション】

2024年10月15日 日本代表 vs オーストラリア代表 スタメンとフォーメーションです。
先日UPした記事の中で予想した、予想スタメン、予想フォーメーションと少し違っていました。
フォーメーションは、これまで積み上げてきた3-4-2-1が採用されました。こちらは予想通りでした。
前半 3-4-2-1
上田
鎌田 南野
三笘 田中 守田 堂安
町田 谷口 板倉
鈴木
遠藤選手が体調不良のためベンチ外でしたので、遠藤選手の代わりに、田中選手がスタメンとなりました。
「どうして、ここまで守備的になっているの?」
違和感としては、どうして、ここまで守備的になっているのか?ということです。
これまでの日本代表は、3バックで攻撃的システムを採用していました。
ところが、サウジアラビア代表との試合から前兆があったのですが、やたらと、守備への意識が高くて、4バックになったり、5バックになったり、流動的なフォーメーションでした。そこまでは良かったのですが、守備を意識しすぎて、3バックのメリットがまったくなくなり、3バックのデメリットだけが際立つようになりました。
『サウジアラビア代表との試合の結果と総括』でも書きましたが、今の日本代表は、攻撃的に攻めながら守ることができると思っています。
変に最終ラインでボールを回したり、消極的なプレーをすると、AFCアジアカップ2023のようになると思います。
今の日本代表は強いので、最終ラインで不用意にパス回しをしたり、バックパスをするくらいなら、前線の選手に縦パスやクロスを入れたり、敵陣の最終ラインにロングフィードしたりしても、攻撃につなげることができると思います。
極度に失点を恐れています。
選手のインタビューからもあるのですが、「失点をしない」と、いろいろな選手が口々に言うのですが、失点しても、それ以上に得点していれば良いと思います。失点が悪いとは思わないです。
失点を恐れて、消極的にプレーしたり、守備的になりすぎて、攻撃への意識が遠ざかる方が問題だと思います。
日本はカタールW杯で、守備をしながら効果的に攻めて、スペイン戦、ドイツ戦で勝利しています。強豪国相手に勝利することはできるのです。
守備をしながら、攻撃的に攻めれば、今の日本代表は無敵だと思うのですが、消極的なプレーや、最終ラインでの不用意なパス回し、守備的になりすぎると、強豪国には絶対に勝てないと思います。
オーストラリア戦で引き分けになるようでは、ワールドカップではベスト16ぐらいしか行けないと思います。
もっと、ハイライン、ハイプレスで、高い位置でプレーして、ボールを奪われてもスピーディーにボール奪取できるチームなので、日本代表のストロングポイントを最大限生かしてほしいです。
今の日本代表なら、FIFAランキング上位のチームでも勝てます。
勝つ方法は、守備をしながら、攻撃的に攻めることです。これにつきます。
森保監督へお願いがあります。サッカー選手は、右側と左側で、プレーのしやすさが選手によって異なりますので、右側でストロングが生きる選手、左側でストロングが生きる選手の見極めをしていただきたいです。適材適所で配置すれば、もっと、良いプレーが見られたと思います。
後半【予想交代選手、予想フォーメーション】

2024年10月15日 日本代表 vs オーストラリア代表 交代選手、フォーメーションです。
後半も前半同様3-4-2-1のフォーメーションが採用されました。
後半 3-4-2-1
小川
三笘 鎌田
中村 田中 守田 伊東
町田 谷口 板倉
鈴木
交代選手は以下の通りです。
堂安選手 ➡ 伊東選手
南野選手 ➡ 鎌田選手
久保選手 ➡ 中村選手
上田選手 ➡ 小川選手
交代する時間帯が遅いです。
「どうして、5バックにしなかったの?」
後半は、中村選手が左ウィングバックになって、左サイドの攻撃は良かったです。
ただ、中村選手は、縦への意識が強すぎて、中村選手が得意な敬斗ゾーンからの攻撃がありませんでした。もし、シュートできていれば、得点につながっていたのではないかと思います。
中村選手が出場したときには、敬斗ゾーンから中村選手がシュートできるようなラストパスがあると良いと思います。
3バックのシステムを4バック気味にして、守備への意識が高かったのですが、4バックから3バックにゲーム内で移行するのは、非常に高度な技だと思います。
それよりも、守備に意識をするなら、5バックでも良かったのではないかと思います。5バックの場合、3バックのウィングバックの選手が、そのまま守備に入って、サイドバックの役割を担って、攻撃の時のときは、3バックとなり、サイドバックの選手は、ウィングバックの役割を担うことで、攻撃にも守備にもスピーディーに切り替えることができるので、3バックから4バックよりも、3バックから5バックのほうが、守備にも攻撃にも集中できるのではないでしょうか。
日本のウィングバックは高速ドリブラーが多いので、日本のストロングポイントを生かすようなシステムの方が良いと思います。
今の日本代表は、システムを要所要所で可変しながら、戦えるので、そこがメリットでもありますが、オーストラリア戦では、そこがデメリットとなりました。起用にシステムを変えすぎて、攻撃がおろそかになりました。少し、守備への意識がナーバスになりすぎていたのかもしれません。
失点を恐れず、攻撃的にプレーすれば、もっと容易に勝てると思います。
10月の日本代表メンバー
2024年10月3日(木)午後から会見があり、代表メンバーの発表がありました。
日本代表メンバーは以下の通りです。
GK
大迫 敬介(サンフレッチェ広島)
谷 晃生(FC町田ゼルビア)
鈴木 彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)
DF
長友 佑都(FC東京)
谷口 彰悟(シントトロイデンVV/ベルギー)
板倉 滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)
町田 浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
瀬古 歩夢(グラスホッパーCZ/スイス)
菅原 由勢(サウサンプトンFC/イングランド)
望月 ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
高井 幸大(川崎フロンターレ)
MF/FW
遠藤 航(リバプールFC/イングランド)
伊東 純也(スタッド・ランス/フランス)
南野 拓実(ASモナコ/フランス)
守田 英正(スポルティングCP/ポルトガル)
大橋 祐紀(ブラックバーン・ローヴァーズ/イングランド)
鎌田 大地(クリスタル・パレス/イングランド)
三笘 薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)
小川 航基(NECナイメヘン/オランダ)
前田 大然(セルティック/スコットランド)
旗手 怜央(セルティック/スコットランド)
堂安 律(SCフライブルク/ドイツ)
上田 綺世(フェイエノールト/オランダ)
田中 碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)
中村 敬斗(スタッド・ランス/フランス)
久保 建英(レアル・ソシエダード/スペイン)
藤田 譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)
総括
結果は、日本代表 vs オーストラリア代表は、OG-OGという、オウンゴール対決の末、1-1でドローです。
負けなかったことは良かったのですが、あまりにも内容が悪すぎます。
無敗継続中です。すばらしいです。
3バックのシステムでの積み上げをしていたのに、2024年初めのAFCアジアカップ2023のころに逆戻りして、最悪の形になってしまいました。
クリーンシート(失点0)を意識しすぎるのではなく、守備をしながら攻撃的に攻めてほしいです。
後半の中村選手、キレッキレッでした。なぜ、前半から起用しなかったのか、疑問です。
日本代表のあるあるですが、キレッキレッなのに、使われないでベンチにいるケースがよくあります。スタメンを固定しすぎるのが原因です。
もっと、調子の良い選手をスタメンで積極的に起用してほしいです。
遠藤選手がいれば、もっと、違った結果になっていたと思うので、今の日本代表の支柱は遠藤選手なんだなとつくづく感じた試合でした。
今後も日本代表を応援します。
がんばれ日本!
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さいごに
以上、FIFAワールドカップ2026 アジア最終予選 2024年10月15日 日本代表 vs オーストラリア代表の試合の結果と総括についてお話しました。
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