2025明治安田J1リーグの前半戦が終了しましたので結果と総括です。
2025年6月1日(日)、日本プロサッカーリーグ(J.League)の2025明治安田J1リーグの前半戦が終わりましたので、結果と総括をします。
Jリーグサポーターのみなさま、サッカーファンのみなさま必見です。
J1は第38節までありますので、前半戦は第1節~第19節、後半戦は第20節~第38節となりますので、今回は前半戦についてと後半戦の展望をちょこっとお話しします。
Jリーグの組織
団体名称:公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
英語表記:Japan Professional Football League
略称:Jリーグ
略称(英語表記):J.League
ランキングにも変化がありました。
2025明治安田J1リーグ 前半戦 結果
『2025明治安田J1リーグ 前半戦 結果』
以下、各クラブチームの略称でお届けします。
J1リーグ 第19節が終わった時点の順位です。 (2025年6月3日現在)
クラブチームによって消化試合数の差があります。未消化試合があるクラブチームがありますので、順位は暫定的なものになります。
1位 鹿島
2位 京都
3位 浦和
4位 柏
5位 広島
6位 神戸
7位 川崎F
8位 C大阪
9位 清水
10位 町田
11位 岡山
12位 G大阪
13位 東京V
14位 名古屋
15位 福岡
16位 湘南
17位 横浜FC
18位 FC東京
19位 新潟
20位 横浜FM
2025明治安田J1リーグ 前半戦 総括
『2025明治安田J1リーグ 前半戦 総括』
クラブチームによって消化試合数の差があります。未消化試合があるクラブチームがありますので、順位は暫定的なものになります。
第19位の順位を踏まえた上で総括します。個人的な感想なので、参考にはなりませんが、良かったらご覧ください。
前半戦を振り返ると、昨シーズンよりも混戦しているように思えます。
1位の鹿島は勝ち点40、6位の神戸は勝ち点30で、1位と6位の勝ち点の差が10しかありません。
7位の川崎Fは勝ち点29、18位のFC東京は勝ち点19で、7位と18位の勝ち点の差が10しかありません。
11位の岡山は勝ち点24、20位の横浜FMは勝ち点14で、11位と20位の勝ち点の差が10しかありません。
これは意図的に10の差を切り取っているのですが、それだけ、10の差しかないということを知っていただきたいのです。
勝ち点10ぐらいの差は縮めることは十分できます。首位争いをしていたチームが勝ち点10程度の開きがあっても、首位が入れ替わったことも過去にはあります。未消化試合があるクラブチームもありますので、現時点の順位というのは、あくまでも暫定的なものにすぎません。後半戦は、上位争い、下位争いも熾烈となり順位の入れ替わりが激しさを増してくるのではないかと思います。
昨シーズンは、年間通すと町田が首位となることが多く、第29節と第31節~第34節は広島が首位でしたが、首位のプレッシャーからか、長いシーズンの疲れなどもあったからなのかわかりませんが、第35節で神戸が首位となり、それから神戸が首位のまま第38節、神戸の優勝が決まりました。
今シーズン前半戦は鹿島が独走状態?に入っているようにも見えますが、1位と2位の勝ち点差は6で、それほど差があるわけではありません。1位と6位神戸との差は勝ち点10しかありません。油断はできないと思います。
二連覇の神戸の三連覇はあるのでしょうか?昨年も二連覇は難しいという声もありましたが、二連覇達成しました。勝負って最後の最後までわからないものです。
後半戦はなんといっても暑さに勝たなければ、勝負には勝てません。梅雨入りすると、一気に湿度も上がりますので、暑さ対策と夏バテ対策は各クラブ急務です。暑いときの長距離移動はかなりキツイです。
代表戦があるときは、間隔が少し開くので、代表戦に出場する選手以外は、そういった時に体をケアしたり、リフレッシュして、万全の状態で後半戦戦ってほしいです。
上位6チームの前半戦の総括をしてみました。
鹿島
第19節を終えての順位1位は鹿島です。昨年は年間を通して町田が首位を取ることが多かったシーズンですが、昨シーズンの町田のような勢いのあるチームが鹿島です。鹿島は開幕は敗戦しましたが、第2節では4得点の完封勝利して、それ以降は鹿島は強かったです。鹿島の基本フォーメーションは、4-4-2、4-2-3-1の2つです。戦術にあわせてフォーメーションを変え、コンディションによってスタメンを変えているのではないかと思います。それくらいスタメンが完全に固定されているようなことはないチームです。鹿島の強さはコンディションの良い選手を見分けて起用している点にあるのかもと勝手に思っています。1トップの時も2トップの時もFWのタレントが豊富でFWだけ見てもスゴイです。鈴木 優磨選手、レオ セアラ選手、チャヴリッチ選手、田川選手など得点を取れる選手がたくさんいるので強力です。守備面で言うと、私の勝手な思い込みだと思いますが、昨シーズンの方が守備面はまとまりがあって良かった気がしています。今シーズンの方が守備面は昨年に比べると劣りますが、それでも高いレベルでの話なので、たいしてそれが負ける要素にはなりそうにないです。後半戦の鹿島は大きく崩さない限り、首位を独走するのではないかと思います。第19節でレオセアラ選手が足を痛めたように見えたのですが、大事に至らなければ良いなと思っています。鹿島は選手の厚みがあるので、どの選手が出場しても、良いパフォーマンスができるところがスゴイと思います。
京都
京都は今年絶好調です。京都も鹿島と同様でFWのタレントの豊富さはスゴイです。ラファエル エリアス選手、原 大智選手、ムリロ コスタ選手、マルコ トゥーリオ選手など、スゴイメンバーのFWばかりです。現在、エリアス選手と原選手は怪我で離脱していますが、それでも第19節を終えた時点で2位という順位はすばらしいです。攻撃のときの3トップの迫力は20クラブチーム中1位です。破壊力のある攻撃を展開します。開幕から数試合は苦しい戦いがありましたが、それ以降は持ち直して、大きく点差をつけて負けることがなく、負けた時も接戦です。ケガで離脱している選手がいるので、そのあたりの不安要素はありますが、今年の京都は強いです。後半戦も5位以内ぐらいをキープして首位争いするのではないかと思います。エリアス選手と原選手の完全復帰が待ち遠しいです。今シーズンの原選手、すばらしいです。一列目と二列目の役割もすべて兼ね備えたような役割をこなしています。スゴイ選手です。
浦和
3位の浦和ですが、シーズンが開幕してから2月、3月と浦和らしいサッカーが見られず、あまり良い結果ではなかったです。4月に入ってから調子を取り戻し、そこからの勢いはすごいものがあります。好調さをけん引している選手の一人が松尾 佑介選手です。松尾選手がトップに入ることで、ドリブルで持ち込んでシュートも打てるし、クロスに合わせることもできるし、得点がとれる選手です。スピードにのったドリブルは強力です。あのようなスピードのある選手にペナルティエリア付近にいたり、エリア内に侵入されたら絶対に相手は嫌がります。マテウス サヴィオ選手、サミュエル グスタフソン選手、渡邊 凌磨選手が好調を維持していて、強力な前線の布陣のチームです。絶好調の4月のような攻撃と守備が後半戦できれば首位争いできると思います。不安な点は守備面です。柏、C大阪、川崎Fのようなパスをつないで攻撃をするクラブのようなときに、マークがずれて得点されることがあるので、このあたりの修正は必要だと思います。
柏
今シーズン好調の柏は第19節を終えた時点で4位です。リカルド ロドリゲス監督のサッカーが完全にフィットしています。監督就任の初年度でこれだけフィットしているのはすごいと思います。パスをつないで攻撃を展開しFWにラストパスを供給して点をとるところが華麗で優雅です。細谷選手、木下選手、垣田選手などのFWが戦術に対応できているので、今シーズンの強さがあるのだと思います。昨シーズンよりもまったく違った雰囲気のクラブとなりました。Jリーグのクラブチームはどちらかというと、速い攻めで攻撃するチームが多い中で、パスをつなぎながら、攻めることができる柏のサッカーは魅力的で面白いです。木下選手が6月初旬に広島に移籍しましたので、今後が少し不安な要素がありますが、細谷選手、垣田選手という素晴らしいFWがいるので、上位を維持しながら首位を狙っていくのではないかと思います。今シーズンの柏は5位が一番低い位置なので、このまま順位をキープしながらより高みを目指してくれると思います。後半戦も期待できます。
広島
5位の広島ですが、昨シーズンよりも苦しんでいる印象があります。昨シーズンの方が攻撃面は迫力がありました。守備面は昨シーズン同様、鉄壁で洗練された完成度の高い3バックです。J1は20クラブありますが、一番守備が固いイメージがあります。3バックの意思疎通が半端ないです。どうしてあれだけ意思の疎通が試合中にとれているのか不思議なくらい、3人でカバーしながら守備をこなしています。今シーズン苦しんでいる要因の一つがケガで離脱している選手が多いことと、ACL2に参加しているので2月からの試合数が他のクラブチームよりも多い点と、今シーズン移籍してきたジャーメイン良選手が得点を取れていないところです。広島の攻撃はハイプレス、スピーディーに攻めるサッカーです。波状攻撃は迫力があります。しかしながら、今シーズンは広島らしい攻撃があまりないです。ケガで離脱している選手が多い中で、5位の順位は及第点だと思いますが、昨年2位の広島は今シーズン優勝をかかげていますので、攻撃面の修正は急務だと思います。広島の懸念点は、スタメンを完全に固定するので、スタメンが変わることがあまりないです。交代枠は5人ありますが、交代枠をフルに使うこともあまりないです。出場している選手、とくにスタメンから出場している選手の疲労やケガの心配はあります。鹿島の鬼木監督のように、スタメンは毎回1人~3人程度変えると、選手の疲労度が違ってくると思うのですが、ミヒャエル スキッベ監督は、後半戦も前半戦同様の戦い方をするのではないかと思います。離脱していたマルコス ジュニオール選手が第19節に戻ってきて、今シーズンリーグ戦初出場しました。中島選手、トルガイ アルスラン選手はケガで離脱していますが戻ってくると、十分首位を狙えると思います。ポジティブな情報として、6月初旬から柏から移籍してきた木下選手が練習に合流しています。得点力不足の広島をけん引してくれるのではないでしょうか。
神戸
6位の神戸ですが、広島同様に昨シーズンよりも苦しんでいる印象です。神戸は昨年、優勝して2連覇しました。今シーズンは開幕から勝利できない試合が続きましたが、徐々に調子を取り戻して順位を上げています。神戸もケガで離脱選手などがいるので、なかなか得点をとれない試合がありましたが、4月に入ってから神戸らしい最終ラインがしっかり守備をしてハイプレス、速い攻めがよくなってきました。FW陣もタレントが豊富で大迫選手、武藤選手など3トップを務める強力選手がいます。武藤選手は現在、ケガで離脱していますが、3トップに加わる、ジェアン パトリッキ選手、宮代 大聖選手、佐々木 大樹選手、エリキ選手などタレントが豊富です。神戸の3トップの攻撃は迫力があります。神戸の特徴としてシーズンはスロースタートするので、後半戦は上位に上がっていって、首位争いできるのではないかと思います。神戸が優勝すれば3連覇です。神戸らしさが完全に戻れば、十分に可能だと思います。後半戦を面白くしてくれるのではないかと期待しています。そのためにも武藤選手が早く戻ってきて欲しいです。エリキ選手をシーズン途中で獲得できたのは大きいです。神戸のサッカーにとてもフィットしています。後半戦が楽しみなチームです。
クラブチームによって消化試合数の差があります。未消化試合があるクラブチームがありますので、順位は暫定的なものになります。
後半戦も楽しみにJリーグを観戦します。
次回、第20節の結果&総括もUPします。
2025明治安田J1リーグ 次節 第20節 予定
『2025明治安田J1リーグ 第20節 試合予定』
以下、各クラブチームの略称でお届けします。
土曜日、日曜日に予定されている試合は以下の通りです。
※4月16日と6月14日と6月15日の試合があります。試合を観に行かれる際には日時をご確認されることをおすすめします。
※天候や自然災害などによって開始時刻や日程が変更になる場合があります。
●2025年4月16日(水)
浦和 vs 京都
●2025年6月14日(土)
湘南 vs 町田
鹿島 vs 広島
横浜FC vs 川崎F
FC東京 vs C大阪
●2025年6月15日(日)
新潟 vs 横浜FM
東京V vs 柏
神戸 vs 名古屋
岡山 vs 福岡
清水 vs G大阪
2025年もDAZNではJリーグのJ1、J2、J3の全試合生中継があります。見逃し配信もあります。DAZNさんありがとうございます。
おすすめ
おすすめをご紹介します。
独断と偏見で選んでいます。
以下、敬称は省略してお届けします。
ミハイロ・ペトロヴィッチ、編集:佐藤 景『ミシャ自伝』
おすすめ 1
サッカーは誰のためにあるのか?
ユーゴスラビアに生まれ、32年間の指導キャリアを誇る攻撃サッカーの体現者、ミハイロ・ペトロヴィッチが、結果至上主義の是非を問う!
日本屈指の攻撃サッカーの信奉者にして改革者である、ペトロヴィッチ監督のサッカー哲学をまとめた一冊。来日から19年、3クラブを指揮し、2023年3月にはJリーグ戦指揮試合数歴代最多記録(525試合)を塗り替え、その記録を大きく更新した“ミシャ”のサッカーと、指導の原点に迫る。【著者紹介】
ミハイロ・ペトロヴィッチ
1957年10月18日生まれ。セルビア(旧ユーゴスラビア)出身。国籍はオーストリア。16歳のときにFKロズニツァでトップチームデビュー(当時は3部リーグ)を飾り頭角を現す。FKラド・ベオグラード、レッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズタ)、オリンピア・リュブリャナ、ディナモ・ザグレブを経てオーストリアのシュトルム・グラーツに籍を移し、8シーズン233試合出場6得点と活躍。U-21ユーゴスラビア代表、A代表にも選出された。93年に引退後は指導者の道に進み、シュトルム・グラーツのコーチ時代に当時の監督イビチャ・オシムの薫陶を受ける。同チームの監督などを歴任し、2006年6月に広島の監督に。11年限りで広島を退団後は12~17年に浦和で指揮を執り、16年にルヴァンカップを制覇した。18年に札幌監督に就任し、19年はルヴァンカップ準優勝。札幌では7シーズンにわたって指揮を執り、24年シーズンいっぱいで退団した。引用元:ベースボール・マガジン社公式サイト内『ミシャ自伝』
大石 洋子『宇宙一ワクワクするお金の授業』
おすすめ 2
しあわせなお金持ちは、お金にジャンジャン恵まれる考え方をしている。本書は、「100万円、1000万円単位で臨時収入が入った」「お給料が大幅にアップした」という人が続出した大人気講座を書籍化。のべ1万人の人生を変えてきた著者が、お金に恵まれる人と、お金が逃げていく人の違いやしあわせなお金持ちになる方法を、実例を交えながら解説する。子どもからお年寄りまで楽しく読める、新しいお金の教科書。
引用元:すばる舎公式サイト内『宇宙一ワクワクするお金の授業』
日清 ホットケーキミックス 極もち 国内麦小麦粉100%使用
おすすめ 3
1923年にホップ栽培が始まった北海道上富良野町。サッポロビールがここで育成したフラノビューティ種をエキス化し協働開発した、ほろにがな無糖炭酸水です。摘みたてのホップのフルーティーでみずみずしい香り※と、ホップのほろ苦い味わいが楽しめ、炭酸の刺激でリフレッシュできます。※香料使用
引用元:ポッカサッポロフード&ビバレッジ公式サイト内『北海道富良野ホップ炭酸水(500ml)』
ご注意
食物アレルギーのある方は、ご注意ください。
・お召し上がりになられる前に、商品のパッケージのアレルギー情報、アレルギー物質、成分表示、原材料名、注意などをよくお読みになられることをおすすめします。
・商品のパッケージ以外ではメーカーの公式サイトにも説明などがあると思いますので、あわせてご参照されることをおすすめします。
・リニューアルや内容変更などによって、予告なく商品内容や容量やパッケージデザインなどが変更となる場合があります。
日清製粉ウェルナ 北海道産小麦 春よ恋 強力小麦粉
おすすめ 4
北海道産小麦「春よ恋」を100%使用した強力小麦粉です。
口どけの良さが特長で甘みを感じやすく、しっとりもっちり食感をお楽しみいただけます。「春よ恋」の特長
「カメリヤ」に比べ、ふくらみが少ないですが、もっちり食感が強いのが特長です。食パン、菓子パンだけでなくハード系のパンやピザ、餃子の皮などさまざまなメニューにお使いいただけます。ホームベーカリーや手ごねでもおいしく仕上がります。引用元:日清製粉ウェルナ公式サイト内『北海道産小麦 春よ恋 強力小麦粉』
ご注意
食物アレルギーのある方は、ご注意ください。
・お召し上がりになられる前に、商品のパッケージのアレルギー情報、アレルギー物質、成分表示、原材料名、注意などをよくお読みになられることをおすすめします。
・商品のパッケージ以外ではメーカーの公式サイトにも説明などがあると思いますので、あわせてご参照されることをおすすめします。
・リニューアルや内容変更などによって、予告なく商品内容や容量やパッケージデザインなどが変更となる場合があります。
次ページに続きます。