日本プロサッカーリーグ『2025明治安田J1リーグ』第10節結果と総括

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2025.04.13

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2025明治安田J1リーグの第10節の結果と総括です。

Jリーグサポーターのみなさま、サッカーファンのみなさま必見です。

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日本プロサッカーリーグ『2025明治安田J1リーグ』第10節
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日本プロサッカーリーグ『2025明治安田J1リーグ』第10節

2025年3月29日（土）、日本プロサッカーリーグ(J.League)の2025明治安田J1リーグ第10節の試合が終わりましたので、結果と総括をします。

Jリーグの組織
団体名称：公益社団法人日本プロサッカーリーグ
英語表記：Japan Professional Football League
略称：Jリーグ
略称（英語表記）：J.League

ランキングにも変化がありました。

2025明治安田J1リーグ第10節結果

『2025明治安田J1リーグ第10節結果』

以下、各クラブチームの略称でお届けします。

J1リーグ結果

●2025年4月11日（金）

FC東京 1-1 柏

●2025年4月12日（土）

清水 1-1 川崎F
G大阪 2-0 名古屋
広島 0-1 岡山
福岡 2-1 横浜FM
東京V 0-1 神戸
C大阪 1-0 鹿島
京都 2-0 湘南

●2025年4月13日（日）

町田 0-2 浦和
新潟 0-0 横浜FC

順位（2025年4月13日現在）

広島、神戸は、ACLの関係で、1試合少ない（1試合未消化）です。

上位5チーム

1位福岡
2位京都
3位川崎F
4位岡山
5位柏

下位5チーム

16位東京V
17位 FC東京
18位横浜FM
19位新潟
20位名古屋

2025明治安田J1リーグ第10節総括

『2025明治安田J1リーグ第10節総括』

第10節の結果として、G大阪は2得点完封勝利、岡山完封勝利、福岡は2得点勝利、神戸は完封勝利で3連勝、C大阪は完封勝利、京都は2得点完封勝利、浦和は2得点完封勝利でした。

第10節は大波乱がありました。

前節、首位の町田、2位の広島、3位の鹿島の3クラブがともに敗戦となり、大幅な順位の変動があり、大混戦となっています。

前節首位の町田は浦和と対戦し0-2で敗戦でした。前半の町田はあまりみられないような守備のほころびがありました。町田は守備が強固なクラブなので、めずらしいです。とくに2点目を決められたシーンは、浦和のキーパー西川選手のロングフィードをトップ下の渡邊選手が前線の松尾選手のダイレクトでパスを供給し、松尾選手がドリブルで中央突破し、そのままゴールを決めたシーンは完全に中央の守備が手薄でした。浦和は最短距離のゴールでした。町田は中央の守備がとくに悪かったように見えました。浦和は松尾選手をワントップに置くことで、役割分担が明確となり、攻撃面では今季一番良かったと思います。町田は昨シーズンに比べると得点力不足は否めないでしょう。

前節2位の広島はホームで岡山との中国ダービーで、岡山に先制を許し、その後、逆転することなく試合終了、広島は敗戦、岡山は完封勝利でした。岡山のルカオ選手は終始良かったです。得点はルカオ選手が相手ディフェンダーを交わしてボールを運び、佐藤龍之介選手にラストパスを供給し、佐藤選手がゴールを決めました。このシーンは広島のディフェンスラインが完全に崩壊しました。初の中国ダービーは、攻撃の面でも守備の面でも広島らしさがなく、対する岡山は広島対策がしっかりとされていて、広島の攻撃を要所要所でうまく封じていました。町田同様、昨シーズンと比べると広島は得点力不足です。

前節3位の鹿島はC大阪と対戦し、C大阪が完封勝利でした。C大阪は後半から本間至恩選手、香川真司選手を投入してから攻撃面で良くなったと思います。後半50分過ぎまで、両者得点がないまま試合は進み、試合終了間際にコーナーキックのこぼれ球に反応した進藤亮佑選手がゴールを決め、C大阪が先制し、そのまま両チーム得点がなく、試合終了し、C大阪が勝利しました。鹿島は直近の広島戦で敗戦し、そこからリズムを崩して、負けが続いています。直近4試合ですが、J1広島戦-敗戦、J1京都戦-敗戦、YBCルヴァンカップ山口戦-敗戦、J1C大阪戦-敗戦と、Jリーグとカップ戦を含め、4連敗となっていて、修正が急務です。鹿島は直近4試合の中では、C大阪戦の守備は良かったと思います鹿島は、最後の最後で守り切れなかったので、ここで引き分けで終えるのと負けるのとでは勝ち点にも差がでてくるので、優勝争いするクラブであれば、守備面の修正が必要と言えます。

G大阪は名古屋と対戦し、2得点完封勝利でした。G大阪はワントップにイッサムジェバリ選手、トップ下に満田選手、左サイドハーフにファンアラーノ選手、右サイドハーフに山下選手が入ると、攻撃でも守備でも陣形のバランスがとても良いです。1点目の得点シーンはイッサムジェバリ選手が相手ディフェンダーを交わして、ゴールを決めました。得点にはなりませんでしたが、満田選手のクロスからジェバリ選手がシュートしたシーン、満田選手のスルーパスを受けた山下選手のシュートシーンなど、満田選手が決定機を演出するシーンが多かったです。名古屋戦のG大阪は守備もとても良かったです。

京都サンガは湘南と対戦し2得点完封勝利でした。京都は3トップに、左に原選手、中央にラファエル　エリアス選手、右にマルコトゥーリオ選手の強力なフォワード陣の攻撃が良かったです。とくに良かったのは原選手です。原選手がクロスを入れたり、ポストプレーをしたりと、得点はありませんでしたが、川崎選手の2得点のキーマンになっていました。次に良かったのは川崎選手です。得点シーンも良かったのですが、ポジショニングがとても良かったです。京都の3トップの攻撃がうまくかみ合っているのは、インサイドハーフに、川崎選手と平戸選手がいることで攻撃面でも守備面でも彼らの存在がとても大きいです。

広島、神戸は、ACLの関係で、1試合少ない（1試合未消化）です。

順位表を見ていただくとわかるのですが、勝ち点19で福岡、勝ち点18で京都、勝ち点17には5クラブがいて、勝ち点14の湘南が9位の位置にいます。首位と9位の勝ち点差は5と大きな開きではありません。大混戦のJ1は、まだまだ、順位の変動がありそうな気がします。

次回、第11節の結果＆総括もUPします。