TBSで2024年11月10日放送のドキュメンタリー番組『情熱大陸』で紹介されたマエストロ・指揮者のおすすめについてです。
マエストロ・指揮者に興味のある方必見です。
TBS ドキュメンタリー番組『情熱大陸』で紹介のマエストロ・指揮者『Vol.1325 指揮者 原田慶太楼』
2024年11月10日(日)TBSで放送のドキュメンタリー番組『情熱大陸』で紹介のマエストロ・指揮者『Vol.1325 指揮者 原田慶太楼』についてご紹介します。
出演者は、指揮者の原田慶太楼さんです。
ナレーションは、窪田等さんです。
豪快なのに繊細、情熱的なのに冷静。原田慶太楼のタクトは自在だ。
39歳。新進気鋭の指揮者に、今や世界中から引き合いが絶えない。1年にわたる密着取材の間にも、神奈川、大阪、新潟、長野、アメリカ、タイ・・・忙しく飛び回るそのステージは地球規模だ。
東京交響楽団の正指揮者として活躍する傍ら、アメリカ・ジョージア州の港湾都市サヴァンナの交響楽団で音楽・芸術監督も務める。そこでの仕事は多岐に渡る。指揮者としてはもちろん、1年先の定期演奏会の曲目決定からコンサートの演出、さらにはスポンサー集めまで、楽団の顔としてあらゆることを担い各方面に気を配る。流暢な英語と献身的な仕事ぶりですっかり街にも溶け込んでいる。
一方で、日本のクラシック界が抱える課題には気を揉む。聴衆の高齢化、観客の減少・・・。原田は若い新たなファン層の拡大を狙って、ヴァーチャルピアニストを用いた驚きの演奏会を企画したり、幼い頃からクラシックを身近に感じてもらうため0歳児も入場OKのコンサートを開催したり、忙しい合間を縫って大学生の楽団の指揮も買って出る。愛する音楽のためアイデアを具現化する日々だが、意外な言葉を口にする。「音楽の才能はゼロに近い」
先月、サヴァンナ・フィルハーモニックの一大イベント、3万人の聴衆を集める音楽フェスが開催された。だが、アメリカ南東部を襲ったハリケーンにより街も大きな被害を受ける。自分たちに何ができるだろうかー
音楽の力を信じて世界を駆ける若きマエストロの実像。引用元:MBS 情熱大陸『Vol.1325 指揮者 原田慶太楼』
マエストロ・指揮者に興味ある人もそうでない人も、おすすめです。
原田慶太楼さん
1985年生まれ、東京都出身
指揮者
フレデリック・フェネルに師事
東京交響楽団正指揮者
アメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督
愛知室内オーケストラ首席客演指揮者&アーティスティック・パートナー
デイトン・フィルハーモニック管弦楽団音楽・芸術監督
妻はプロテニスプレーヤーの倉島侑里さん
原田慶太楼さんに関する音楽メディア・音楽フォーマットの中で私が好きなおすすめの作品8選
原田慶太楼さんに関する音楽メディア・音楽フォーマットの中で私が好きなおすすめの作品8選をご紹介します。
独断と偏見で選んでいます。予めご了承ください。
以下、敬称は省略してお届けします。
指揮:原田慶太楼、NHK交響楽団『アコンカグア~ピアソラ、ファリャ、ヒナステラ、グアルニエリ』
おすすめ 1
原田慶太楼指揮 NHK交響楽団
三浦一馬(バンドネオン)
録音:2021年5月21、22日 東京芸術劇場
Recorded on 21&22 May 2021 at Tokyo Metropolitan Theatre Concert Hallピアソラ代表作の記念碑的名演がここに
今年6月に、NHK交響楽団との組み合わせで、本格的なデビュー録音をリリースした指揮者の原田慶太楼が、同じ組み合わせで、第2弾として、ラテンアメリカにまつわる作品を集めたアルバムをリリースします。
今回の中⼼となる作品は、今年生誕100周年を迎えた、今やアルゼンチンを代表する作曲家と言っても過言ではない、アストル・ピアソラの「バンドネオン協奏曲《アコンカグア》」です。
バンドネオンソロを務める三浦一馬は、30代にして既に日本のバンドネオン界を牽引する存在であり、「タンゴとジャズ、クラシックの前衛音を融合させたピアソラ音楽の世界の理想的な再現者」(池田卓夫氏)と評され、ここでも、原田慶太楼が作り出す、熱狂と繊細さが絶妙にバランスされたオーケストラのサウンドとともに、ピアソラの作品が持つ情熱、哀愁、そして前衛的な世界を、余すところなく描き切っています。ピアソラ代表作の記念碑的名演といっても過言ではない録音の登場です。引用元:日本コロムビア公式サイト『Aconcagua(アコンカグア) 〜ピアソラ、ファリャ、ヒナステラ、グアルニエリ〔UHQCD〕』
指揮:原田 慶太楼、東京交響楽団、ピアノ:金子 三勇士『ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 LIVE from MUZA! 《モーツァルト・マチネ第40回》』
おすすめ 2
「観客のいない音楽会」 ライブ・レコーディング!
原田 慶太楼 (指揮)
東京交響楽団
金子 三勇士 (ピアノ)【四重奏曲】
八木 瑛子 (フルート)
水谷 晃 (ヴァイオリン)
武生 直子 (ヴィオラ)
伊藤 文嗣 (チェロ)モーツァルト:
フルート四重奏曲 第3番 ハ長調 K.285b
交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
ピアノ協奏曲 第13番 ハ長調 K.415(387b)新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客で開催された
《ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 Live from MUZA!モーツァルト・マチネ第40回》の録音です。
前作《LIVE fromMUZA!名曲全集第155回》と合わせ、“ニコニコ生放送”にて生中継した
「観客のいない音楽会」2公演は、延べ視聴者数20万人を記録し、大きな話題となりました。当盤がデビューCDとなる世界的に目覚ましい活躍を続ける若手指揮者、原田慶太楼と、ソリストには人気ピアニスト金子三勇士を迎え、モーツァルトの純粋な音楽が高音質な録音によって瑞々しく響き渡ります。
各誌で大絶賛され、大きな話題となっているLive from Muza!第2弾、ライヴならではの臨場感あふれる演奏をお楽しみください。2020年3月14日 ミューザ川崎シンフォニーホール にて収録
引用元:オクタヴィア公式サイト『ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 LIVE from MUZA! 《モーツァルト・マチネ第40回》』
指揮:原田慶太楼、NHK交響楽団『Danzón(ダンソン) 〜コープランド、バーンスタイン、ウォーカー、ピアソラ、マルケス〔UHQCD〕』
おすすめ 3
原田慶太楼指揮 NHK交響楽団
録音:2020年11月25、26日 サントリーホール今国内で最も注目を集める指揮者・原田慶太楼。
アメリカとロシアで指揮法を学んだ後、20歳の時にモスクワ交響楽団でラフマニノフの交響曲第2番を指揮して、プロ・デビュー。その後アメリカに戻り、ロリン・マゼールに師事、またレヴァインのアシスタントを務め、アリゾナ・オペラのアソシエート・コンダクター、名門シンシナティ交響楽団のアソシエート・コンダクターなどのポジションを歴任し、2020年から、アメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督に就任しています。
2017年には、ブルガリア国立歌劇場で「カルメン」を指揮して、ヨーロッパ・オペラ・デビューを果たし、同歌劇場の来日公演も指揮して、日本でのオペラ・デビューを飾りました。
昨年コロナ禍で、国内でも急速にプレゼンスを高め、弱冠36歳の若さながら、今や、国内の主要オーケストラから引っ張りだこの人気となり、21年4月には東京交響楽団の正指揮者に就任。
彼の本格的デビュー録音となる当作品は、長くアリゾナを拠点に活動していた原田慶太楼にとって、得意中の得意ともいえる、アメリカとメキシコで書かれた作品を集めたもの。ダンスのリズムを取り入れ、アメリカらしい情熱が感じられる名曲ばかりです。
作曲家も、アメリカ音楽のメインストリームといえる、コープランド、バーンスタインから、黒人作曲家のウォーカー、ニューヨークに住んでいたアルゼンチン人のピアソラ、メキシコのマルケスと、アメリカの多様性を象徴するようなラインナップになっています。
NHK交響楽団の精緻なアンサンブル力と、原田慶太楼の躍動感溢れる音楽が相乗効果を生んだ、アメリカクラシックの名演集といえるアルバムです。引用元:日本コロムビア公式サイト『Danzón(ダンソン) 〜コープランド、バーンスタイン、ウォーカー、ピアソラ、マルケス〔UHQCD〕』
『吉松隆:チェロ協奏曲≪ケンタウルス・ユニット≫/ 4つの小さな夢の歌〔UHQCD〕』
おすすめ 4
日本人として初めてロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝し、トップチェリストとして活躍を繰り広げる宮田大。世界的指揮者・小澤征爾をはじめ、国内外の音楽家からも支持を集め、2019年には名匠トーマス・ダウスゴー指揮&BBCスコティッシュ交響楽団との共演による「エルガー:チェロ協奏曲」をリリースし、欧米盤がドイツで最も権威のあるクラシック音楽賞・OPUS KLASSIK賞(2021)を受賞しました。
かねてより邦人作品にも積極的に取り組んでいる宮田大が、本作では日本を代表する作曲家・吉松隆のチェロ協奏曲を収録。この楽曲は、2003年に発表されて以降、あまりに超難曲ゆえ20年近く再演されてこなかった異端の作品。2022年に東京シティフィル、東京交響楽団の公演で立て続けにとりあげられ、その両公演で宮田大がソリストを務め、再び注目を集めました。
今作では吉松作品を近年頻繁に取り上げている指揮者・原田慶太楼と東京交響楽団との、22年9月の公演を録音。宮田大の驚異的な技術と、原田率いる東京交響楽団とのグルーヴ感あふれる圧巻の演奏が会場を熱狂させ、吉松も絶賛した模様が、待望の音盤化となります。
カップリングには吉松自身が宮田大のために編曲を手掛けた「4つの小さな夢の歌」と「ベルベット・ワルツ」を、宮田と10年来の共演を重ねるジュリアン・ジェルネ(ピアノ)との共演で収録。引用元:日本コロムビア公式サイト『吉松隆:チェロ協奏曲≪ケンタウルス・ユニット≫/ 4つの小さな夢の歌〔UHQCD〕』
次ページに続きます。