電話を取ると音声ガイダンスが流れるのってなんなんだろう
みなさま、ご自宅やスマホに変な電話や不審な電話がかかってきたことはありませんか?
私は、家の固定電話や、自分が所有するスマホにかかってきたことが過去に何度もあります。
現在は、そのような被害にあわない方法を取り入れたり、日常で気をつける点などを意識しながら生活を送っているので、そのような電話を取ることがなくなりました。しかし、安心や油断はできません。
みなさんは、会話の中にあったような電話の経験はありませんか?
電話を受けるといきなり音声ガイダンスが流れる場合がありますが、音声ガイダンスを流すことがけっして悪いわけではありません。正当な理由で、音声ガイダンスサービスを利用されている場合もあるのです。ですから、すべて、怪しい電話や悪質な行為というわけではないのです。しかしながら、音声ガイダンスの便利な機能を悪用し、悪質な行為や人を欺くために使用されている現実もあるのです。
でも、そのようなときに、悪質な行為法から身を守る方法があるのです。
見知らぬ相手からの電話にはくれぐれも気をつけてください。
電話による悪質な行為の被害にあわない10の方法+日常で気をつける5つのこと【固定電話・スマホ編】
みなさんは、悪質な行為の被害にあわれたことはありませんか?
自宅の固定電話やスマホに、悪質な行為に関する電話がかかってきたことはありませんか?
今日は、固定電話やスマホにかかってくるケースに対して被害にあわない10の方法をご紹介します。
10の方法の前に、日常で気をつける5つのことをお話しします。
電話による悪質な行為の被害にあわないようにするために、日常で気をつける5つのこと【固定電話・スマホ編】
電話による悪質な行為の被害にあわないようにするために、日常で気をつける5つのことです。
1自分はそういうものに絶対にだまされないと思っている
自分は絶対にだまされないと日ごろから自信満々になっている。自分をだまそうなんて無理と思っている。
このように、安心や油断をしている場合、だます側の人は、どんなタイプの人でもだますことができる巧みな話術や応酬話法を心得ています。ですから、被害が後を絶たないのです。
誰もがだまされる可能性があるのが悪質な行為です。絶対に油断は禁物です。
2知らない人の言うことを簡単に信用しない
見知らぬ人のことをすぐに真に受けたり、知らない人が言うことをすぐに信用したりしないように日常で心掛ける。
知らない人から電話があり、その相手が電話口で泣いているからといって、その人の話を聞こうとしないでください。
人をだまそうとする人は平気で嘘をつき、完璧な演技力で人をだまします。ときに泣いたり、怒ったりして、巧みな話術で人をだますのです。
3すぐに自分自身の個人情報を教える癖がある
個人情報をすぐに教えたりしない。
電話で聞かれたからといっても不用意に個人情報を教えないようにする。
4悪質な行為の情報などをまったく知らない
警察庁のホームページや、自分が住んでいる都道府県の警察の公式サイトには、あらゆる犯罪に関する情報が掲載されています。警察庁のページには、「不審な電話にご注意ください」というページが存在します。各都道府県の警察の公式サイトに情報を掲載している都道府県が多いです。自分が住んでいる都道府県の警察のページに該当のページが見当たらなくても、他の県のページでも十分に参考になります。
また、自治体などの公式サイトにも、犯罪に関する注意喚起がなされている場合もあります。
5「絶対に儲かる」「今は値段が安いので絶好の買い時」「今日なら値引きをします」などの言葉に弱い。
「儲かる」「今しかない」「今日なら値引きします」などの言葉を電話で言ってくるような人を絶対に信用しない。
儲け話や値引きの話など、今なら儲かる、今日なら安くするなどの話には耳を貸さない。
電話による悪質な行為の被害にあわない10の方法【固定電話・スマホ編】
電話による悪質な行為の被害にあわない10の方法です。
1絶対に電話を取らない
現実的に採用するのは非常に難しい方法かもしれませんが、このような究極の選択をしなければ、対応できない場合もあります。
たとえば、頻繁に電話による悪質な行為の被害にあっている場合、電話をとることをやめてしまえば、相手と話すこともなければ、だまされることもありません。だまされるということは、人と会話をしているからだまされるわけです。つまり、知らない人と電話で話したがゆえに、だまされてしまうのです。ですから、その電話で話すという行為そのものをなくしてしまえば、だまされることはないのです。
しかし、安心はできません。
このようなケースも十分に想定できますので、この方法も完璧であるとはいえませんが、少なくとも、この世に存在するすべての電話にまったくでないようにすれば、被害を軽減することは可能であるといえます。
まったく電話にでることがありませんので、必要な電話にもでないことになります。そのあたりは、サービスを利用している会社や、重要な人などには、事前にその旨を伝えておくなどのケアは必要となります。
現実的に採用するのは難しい方法となりますので、利用される際には、十分な注意が必要です。
2留守番電話にしておく
先程お話しした電話にでない方法に似ていますが、こちらの方法は、電話をあらかじめ留守番電話に設定しておく方法です。
かかってきた電話がすべて留守電で応対しますので、必要な電話かどうかを留守電を聞いてから判断できます。会話の中で判断するわけではなく、留守電を聞きながら判断ができるというメリットがあります。
必要な相手や事業者も留守番電話の場合、留守電に用件を入れずに、すぐに電話を切ってしまうケースがあります。ですから、必要な情報や通知を見逃す危険性はあります。そのあたりは、サービスを利用している会社や、重要な人などには、事前にその旨を伝えておくなどのケアは必要となります。
3登録番号以外は着信拒否設定にする
電話サービスやキャリアによっては、登録番号以外は着信拒否設定にすることができます。
利用される際には、完全に着信拒否できるのかどうか、利用料金など、サービス利用会社やキャリアに事前に確認する必要があります。
4非通知は着信拒否設定にする
電話サービスやキャリアによっては、非通知は着信拒否設定にすることができます。
利用される際には、非通知は完全に着信拒否できるのかどうか、利用料金など、サービス利用会社やキャリアに事前に確認する必要があります。
5防犯機能のついた電話にする
固定電話に限った方法となりますが、防犯機能のついている電話機が販売されています。そのような電話を検討されてみてはいかがでしょうか。
例えば、迷惑電話への対策がついた電話です。登録番号以外の電話の場合は、赤色のランプが点滅したり、非通知受け付けないようにできたり、この電話は録音されていますなどのメッセージが流れたり、メーカーや機種によって、さまざまな防犯機能を備えた電話も販売されています。
6親族を装った電話
親族を装ってかけてるケースの電話を最初から信じないようにします。
例えば、必ず、折り返し、自分でその親族にかけなおしてみる。言われた番号には絶対にかけない。自分が知っている親族の番号にかけなおすようにする。
7サービスや事業者(有名企業)を装った電話
サービスや事業者(有名企業)を装ってかけてるケースの電話を最初から信じないようにします。
例えば、必ず、折り返し、代表の電話にかけなおしてみる。言われた番号には絶対にかけない。自分が知っている番号にかけなおすようにする。
8合言葉
これは、家族や親せきを装った場合、家族内や親族内で、合言葉を決めて、電話にでる方法です。
例えば、ありきたりの例ですと、「山」と相手が言ったら、自分は「川」というようにすればいいのです。先程の例は、合言葉が簡単すぎて悪用されると思いますので、実際には例のような1文字ではなく、複雑な文字の羅列が良いと思います。
簡単に文章や、予想がつく単語の場合、言い当てられる可能性があります。
このような合言葉はどうでしょうか?
あくまでも参考までに。
「東京2アレッサンドロどん男性カツオ」
という、意味不明の羅列が合言葉とします。
合言葉の内容としては、家族や親族なら共通の言葉やキーワードが良いのです。
上記例は、このような言葉とキーワードでつくられています。
東京に(にを算用数字の2で表している)在住で、アレッサンドロちゃんという猫がいて、オスでどんぶりに入れたカツオ節が大好物というストーリで合言葉を形成しています。
よって、「東京2アレッサンドロどん男性カツオ」という合言葉になったということです。
あくまでも例ですので、家族でわかりやすい文言でつくられると良いと思います。
この合言葉だけでも十分良いのですが、合言葉に一つ加えることで、さらに最強の合言葉ができます。
「東京2アレッサンドロどん男性カツオ」の場合、その前に、日常会話で用いる「おはよう」を加えるのです。
「おはよう東京2アレッサンドロどん男性カツオ」です。
おはようという単語が加わることで、さらに、推測ができない言葉の羅列に仕上がります。
もっと、推測ができない言葉にする場合は、
前だけでなく、後ろにも言葉を加えます。
「東京ももちゃん男性カツオ 」の場合、前後に「おはよう」を加えるのです。
「おはよう東京2アレッサンドロどん男性カツオおはよう」です。
合言葉が、「おはよう東京2アレッサンドロどん男性カツオおはよう」という意味不明な文字の羅列の場合、他人ではとうてい推測することが困難です。
このような合言葉を作り、家族で合言葉を共有することで、家族や親族をかたる悪質な行為には有効に利用できる方法だと思います。
これは、合言葉を他の人に口外しないことが原則です。酔った勢いで合言葉を人に教えたり、合言葉を記入したメモを紛失したりしたり、合言葉を記録しておいたパソコンがウィルス感染した場合は、方法として有効と言えなくなります。
9すぐに決断をしない
何かしら、判断をしなければならないような状況になった場合に、絶対にすぐに決断をしないようにする。
相手の連絡先や内容だけ伺い、家族と相談する。場合によっては、知人や近隣住民などにも相談してみる。
悪質な行為の被害にあう方は、自分一人ですべて決めてしまうことが原因の場合もあります。例えば、家族を装って電話をかけてくるケースでは、「会社で不祥事をおこしたからお金が必要になった」と言われても、すぐにお金を振り込むのではなく、電話を切ってから、本当にそのような現状がおこっているのかを自分自身で確認したり、家族に相談したり、あらためて本人に連絡をし直して聞いてみるなど、冷静になって対応する必要があります。場合によっては、友人や知人にも相談することを考えたり、弁護士に相談することを検討してもよいでしょう。
10誰かに相談する
何かしら電話がかかってきても、自分が対応することをやめて、用件を伺うだけにとどめる。
用件を伺ってから、一旦電話を切って、必ず複数の人間に相談をする。例えば、家族や友人や知人に相談する。できるだけ多くの信用できる人に相談することで、悪質な電話の場合は、多くの人に相談することによって、それらをふるいにかけることができると思います。
慌てず冷静に対応することが非常に大切なポイントです。
このような電話は最大限の注意と警戒を行いましょう
以下のような電話がかかってきた場合は、最大限の注意と警戒を行いましょう。けっして、自分だけの判断でお金を支払ったり、契約を成立させたりしないようにしましょう。
- オレオレと言う(息子や兄弟を装ったケース)
- 携帯電話の番号が変わった(家族を装ったケース)
- 事故で相手に示談金と慰謝料を支払わないといけなくなった(家族を装ったケース)
- 会社で不祥事をおこしまとまったお金が必要となった(家族を装ったケース)
- 女性問題でお金が必要となった(家族を装ったケース)
- 自動音声ガイダンスが流れるケース
- 〇〇□□の料金が滞納されたままとなっております
- 有料サイトの料金を支払ってください
- 絶対に儲かります
- 値上がり確実
- 必ずこれは値上がりします
- 税金や医療控除を還付します(市役所の職員を装ったケース)
- 当選しました
- 必ず当選できる番号を教えます(ロト、ナンバーズなど)
- あなたの預金口座が犯罪に使用されました。通帳と印鑑を預からせてください(警察や金融機関を装ったケース)
このように電話による悪質な行為だけでも様々な実例やケースが想定できます。これ以外にも電話による悪質な行為はたくさんあるのです。
上記のような文言やキーワードを交えた会話の場合は、まず、怪しい電話だと思った方が良いでしょう。
みなさまは、このような電話がかかってきた経験はありませんか?
上記の実例やケースのような電話や似たような内容の電話があった場合は、その場で即答するようなことをけっしてしないようにしてください。このような電話がかかってきたら、電話をいったん切ってから、家族、友人、知人、場合によっては、警察、弁護士に相談してください。悪質なケースやだまされたかもしれないと思われたら、警察に連絡してください。
被害にあった場合
被害にあった場合には、すぐに警察に連絡してください。
次に、もしお金を振り込んでしまった場合、振り込んだ金融機関にも連絡して、被害にあったことを伝えてください。通帳やキャッシュカードを渡してしまった場合は、その金融機関にも連絡して、被害にあったことを伝えてください。
次に、家族に相談してください。
次に、弁護士に相談してください。
出来る限り早い段階で弁護士に相談することです。
その1
このような悪質な行為を経験している人は、そんなに周りに多くいるわけではありませんので、どう対処してよいかわからないのが普通なのです。ですから、専門家である弁護士に相談するべきです。
その2
お金を支払ってしまった場合やお金を奪われた場合は、最終的に裁判でお金を取り戻さなくてはなりませんので、専門家である弁護士に相談し、今後のことを話し合った方が良いと思います。
その1
怪しい人物に、お金を振り込んだ場合、振込先である金融機関に連絡をしてください。
その2
怪しい人物に、自分や家族の銀行の預金通帳、銀行印、キャッシュカード、クレジットカードなどを渡してしまった場合は、その金融機関に連絡をしてください。
以下の場合は、必ず警察に連絡してください。
- 実際に被害にあった
- 被害にあったかもしれない
不安に感じた場合には、迷わず、警察に連絡してください。
まとめ
悪質な行為の被害にあわない10の方法ということでお話ししました。完璧な方法というのは、ありえないと思うのです。人をだまそうとたくらんでいる悪質な人は、あの手この手を使い、人の弱点やサービスの抜け穴を狙って、だますことを考えますので、けっして安心するのではなく、新聞・テレビなどから悪質業者の情報を入手するなどして、自分のライフスタイルにあった方法を取り入れていく必要があると思います。
くれぐれも、「自分は人を信用しないから大丈夫」とか、「自分は騙されるようなタイプではない」と思われない方が良いと思います。意外にそのような方のほうが、だまさることもあるからです。
先日、私は、「訪問販売・訪問セールスを断る10の方法+最強で最高の方法【インターホン越しのケース】」という記事を書きました。
この記事の中でも書きましたが、すべてに効果があるわけではございません。100%の方法というのもございません。シチュエーションや相手によって、方法を選んで使用したり、場合によっては、2つの方法を組み合わせたり、3つの方法を組み合わせたりされるのも良いのではないでしょうか。
悪質な行為を行っている人は、その道にどっぷりとつかって人を騙し続けているわけですから、相手の方が、上手であるというのを認識した上で、生活をすると良いのではないでしょうか。まったく相手に通用しない場合もあるということを理解した上でご使用ください。
もし、今回ご紹介した方法よりも、もっと効果のある方法が見つかりましたらご連絡ください。私もぜひ利用させていただこうと思います。

